手術後の検診について

手術翌日に診察を必ず受けてください。この診察では、レンズが正しい位置に固定されているか、炎症や出血が起こっていないかなどを確認する大切な診察です。ご来院時に眼帯を外し、目の状態を確認します。

月に1回は定期検査を受けてください。合併症の早期発見や視力の変化を把握するために非常に大切です。定期検診では、視力の変化や眼圧、眼の健康状態を確認します。特に、高齢の方は合併症のリスクが高いため、定期的に診察を受けてください。

手術後、見え方が急に変化したり、何か異常を感じたりした場合は、検診日以外でも受診してください。例えば、強い痛み、視界のぼやけや暗点、赤みや目の膿などの症状が現れた場合、早期の対応が必要です。

手術後は視界がクリアになり、生活の質が向上しますが、視力が回復するまでには時間がかかることがあります。検診時には、術後の視力の経過に関するアドバイスや、目を守るための注意点（紫外線対策や目を疲れさせない生活習慣など）もお伝えします。