
Q&A

Q&A
婦人科、産婦人科、女性外来の違いを教えてください。
Q.
婦人科は、妊娠、出産、生理に関すること、子宮や卵巣の病気、女性ホルモンに関わること、避妊、更年期のことなど女性のカラダと女性特有の病気について診察し、治療する専門科です。その中でも、妊娠、出産などお産をメインに扱っているのが産婦人科です。
女性外来は女性のカラダとココロをトータルに診る「科」で、個人病院のほかに総合病院でも設置するところが増えています。気になる症状がいろいろあるけれど、どの「科」にいけばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。でも、基本的にはどの科でも診察が受けられます。まずはクリニックへ行き、詳しく病状を説明すれば、医師の判断で適切な受診科へ紹介してもらうことができます。
A.
閉経してからも婦人科で診てもらうことはできるのですか?
Q.
子宮がん検診や更年期障害のホルモン治療などは、閉経後も婦人科で診てもらうことをおすすめします。更年期を過ぎ、もっと高齢になっても女性である限り婦人科の病気は存在します。高齢者は慢性の持病があることが多いので、行きつけの婦人科クリニックを持ち、必要に応じて総合病院を紹介してもらうようにすれば安心です。
A.
体調がいつもと違うのですが、風邪なのかもしれません。こんな症状でも婦人科で診てもらえますか?
Q.
妊娠初期の症状は、熱っぽいなど風邪とよく似ている場合があります。内科での受診が適している病気であっても、必要に応じて専門の病院を紹介してもらうことができますから、かかりつけの婦人科のパートナードクターであれば受診してもよいでしょう。
A.
生理中でも検査してもらうことはできるのですか?
Q.
生理中でも診察できますので、気になる症状があるときはすぐに受診しましょう。医師に遠慮したり、ベッドや診察台を汚すことを心配したりする必要はありません。ただ、生理中にはできない検査もあるので、緊急でない場合は生理が終わってから受診するほうがよいでしょう。
A.
婦人科で受けられる検診にはどんなものがありますか?
Q.
子宮頸がん検査、子宮体がん検査が代表的なものでしょう。また、超音波検査で子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう胞などの有無が分かります。乳がん検査は一般に外科で行われますが、触診と視診は婦人科でも行うことができます。
また、おりもの検査と血液検査で、性感染症にかかっているかどうかを調べることができます。
結婚・妊娠を控えている人のためのブライダルチェック(性感染症検査、子宮がん検査、超音波検査などを組み合わせたもの)や、世代別の検査メニューを組んでいるクリニックもあります。その他、骨粗しょう症の検査として骨密度検査をしているクリニックもあります。
A.