皮膚科
dermatology

主な対応症例

にきび
にきびは、顔などの脂っぽい部分に発生しやすい毛包脂腺系の炎症疾患です。毛穴の詰まり、皮脂の分泌増加、そして細菌の増殖が原因と考えられています。進行性の病気であり、放置すると赤みが取れず、色素沈着やシミ、さらには皮膚の凸凹や硬化といった「にきび痕」になることがあります。症状が悪化する前に、まずは当院で治療を受けることをお勧めします。治療方法には内服薬、漢方薬、外用薬を使用します。
いぼ
いぼは、皮膚表面にできる小さな盛り上がりを指す一般的な名称で、その多くはウイルス感染によって発生します。治療法は患者様の症状に応じて個別に対応しており、主に飲み薬やぬり薬を使用します。
また、液体窒素を使った冷凍凝固療法にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。


水虫
水虫は白癬菌というカビが原因で、皮膚の角層に感染し発症します。治療には薬の使用が重要ですが、患部を清潔に保つことも非常に大切です。市販薬で改善しない場合やお悩みの際は、ぜひご来院いただき、適切な薬の処方とアドバイスを受けてください。
とびひ
とびひは、特に夏の蒸し暑い時期に1〜5歳の幼児に多く見られます。初めに赤い斑点が現れ、その後かゆみを伴う水疱や膿疱が全身に広がります。水疱が破れると、ジュクジュクしたり、黄褐色のかさぶたが形成されます。原因はブドウ球菌や連鎖球菌で、かゆみで患部を掻くことで菌が広がり、症状が悪化することがあります。
治療は抗生物質やかゆみ止めを使用し、抗菌剤を塗ったガーゼで患部を覆い、感染拡大を防ぎます。


円形脱毛症
円形脱毛症は、痛みやかゆみを伴わず、円形または楕円形に頭髪が抜け、地肌がはっきり見える症状です。男性、女性問わず、赤ちゃんから高齢者まで発症する可能性があります。これは、免疫機能が誤って自分の髪の毛を外敵と認識し、毛の生成を妨げることが原因と考えられています。治療には、ぬり薬や抗アレルギー剤などの内服薬を使用します。