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Atopic dermatitis
アトピー性皮膚炎
治療方法
家のホコリやダニ、食物などのアレルゲンに対してアレルギーを起こしやすい体質を、アトピー体質といいます。
そのアトピー体質を持つ人に起こる慢性の治りにくい湿疹皮膚炎のことを、アトピー性皮膚炎といいます。
アトピー性皮膚炎は、長く続く体質的な病気です。
繰り返し出てくる湿疹を、長期的に根気よく治療することが大切です。
主な治療方法として、いくつかの方法があります。
■アレルゲンを避ける療法(抗原回避療法)
アレルゲンが体に入ってこないように注意すること。
例えば、ダニや家のホコリを減らすため家の生活環境を整備します。
患者さまによって様々ですが、玉子や牛乳などがアレルゲンになっていることが多く見受けられますので食事制限を行います。

■塗り薬(ステロイド・非ステロイド)
塗り薬は、皮膚のアレルギー反応を抑えるために使用します。
【ステロイドホルモン剤について】
ステロイドホルモン剤は危険な薬と思い込み、
子どもさんへの使用を避けたいと思っているお母さま方も多くいらっしゃいます。
副作用が出るのは長期間むやみに大量に使用した場合です。
専門の皮膚科医の指導のもとに使用する限り、心配することはありません。

■抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の飲み薬
皮膚をかきむしると、ダニの成分など身の回りのアレルゲンが皮膚に侵入しやすくなります。
ですので、飲み薬もかゆみを止めるために有効です。

■スキンケア
保湿剤の使用、まめな入浴・シャワーなど…
皮膚炎の悪化を防止するために日常のスキンケアも有効です。
軽いアトピー性皮膚炎では、これのみで調子が良い場合もあります。

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