

歯周病・知覚過敏

~歯周病~
このような症状があれば、歯周病のサインかも!お早めにお問い合わせをしてください。
歯みがきのときに血が出ることがある
歯ぐきが赤く腫れているように感じる
歯がグラグラして動く気がする
歯ぐきが下がり、歯が長く見えるようになった
歯ぐきがむずがゆい、または痛みを感じる
朝起きたときに口の中がネバつく
口臭が気になるようになった
前歯が出てきた、歯と歯の間にすき間ができた
食べ物が歯の間に挟まりやすくなった


歯周病の原因
1,歯垢(プラーク)の蓄積
歯の表面に付着した細菌の塊で、歯周病の原因です。放置すると歯石になり、炎症を引き起こします。
2,歯石の形成
歯垢が石灰化して硬くなったもので、歯ブラシでは除去できず、歯周病を悪化させる要因になります。
3,喫煙
血流を悪化させ、免疫力を低下させるため、歯周病の進行を早めるリスクがあります。
4,糖尿病
高血糖状態が免疫力を低下させ、歯周病の発症・悪化につながります。
5,ストレスや不規則な生活習慣
免疫力の低下や口腔ケアの意識低下を招き、歯周病のリスクを高めます。
6,不十分な歯みがきや口腔ケア
歯と歯ぐきの境目に汚れが残ると、細菌が繁殖しやすくなります。
7,食生活の乱れ
糖分の多い食事や柔らかいものばかり食べることで、唾液の分泌が減り、口腔内の自浄作用が低下します。


歯周病の予防
歯周病予防の基本は、毎日の歯みがきによる「プラークコントロール」です。
正しいブラッシングで歯垢を取り除き、清潔な口腔環境を保つことが大切です。
さらに、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることで、歯石や細菌を除去し、歯ぐきの健康を守ります。
毎日のケアと専門的なメンテナンスの両方が、歯周病予防につながります。
~知覚過敏~
歯がしみると感じるときは、知覚過敏の可能性があります。次のような刺激で違和感がある場合は注意が必要です。
冷たい飲み物や食べ物を口にしたとき
熱い飲み物や食べ物を口にしたとき
甘いものや酸っぱいものを食べたとき
冷たい風に歯がさらされたとき
歯磨きのときにしみる感じがあるとき

知覚過敏の原因
知覚過敏症とは、むし歯や強すぎる歯磨きなどが原因で歯の表面が削れたり溶けたりし、内側の柔らかい象牙質が露出することで、鋭い痛みを感じる症状です。
冷たいものを口にしたときだけでなく、熱いもの、甘いもの、酸っぱいものを食べたときや、冷たい空気が口に入ったとき、歯磨きの際にも「しみる」感覚が現れることがあります。
1,強すぎる歯磨き
ゴシゴシと力を入れて磨くことで、エナメル質が削れてしまいます。
2,酸性の食品の摂取
炭酸飲料、柑橘類、酢の物などが歯の表面を溶かす「酸蝕歯」の原因になります。
3,噛み合わせの悪さ
一部の歯に負担が集中し、削れやすくなり噛み合わせの悪さが原因で歯に過剰な力がかかり、知覚過敏を引き起こします。
4,歯ぎしり・食いしばり
歯に過度な力がかかり、摩耗して象牙質が露出します。
5,虫歯
虫歯が進行すると象牙質が露出し、しみる症状が出ます。
6,歯周病
歯茎が下がることで、歯の根元の象牙質が露出します。
7,ホワイトニング
使用する薬剤が象牙質に刺激を与え、一時的に知覚過敏を引き起こすことがあります。
8,歯石除去後
歯石の下に隠れていた象牙質が露出し、しみることがあります。
9,加齢
年齢とともに歯茎が下がり、象牙質が露出しやすくなります。

知覚過敏の予防
歯科医院での専門的なケアに加えて、自宅でできる予防法としては以下のようなものがあります:
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正しいブラッシング方法を身につける
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知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
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酸性の食べ物や飲み物を控える
軽度の知覚過敏であれば、市販の知覚過敏用歯磨き粉を1〜2週間使うことで症状が和らぐこともあります。ただし、それでも改善しない場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
当院では、知覚過敏を防ぐための薬剤塗布や、歯にやさしいブラッシング方法の指導も行っています。お気軽にご相談ください。