
Q&A

よくある質問
Q.
何歳から治療をはじめたらいいのですか?
あごの骨の発育に悪影響を及ぼす可能性のある噛み合わせや習癖が見られる場合は、できるだけ早く治療を始めることが大切です。必要に応じて乳歯が生えそろう前の段階から治療を行うこともあります。
また、年齢とともに歯の動きは緩やかになりますが、歯ぐきや骨などの周囲組織が健康であ れば、矯正治療は何歳からでも可能です。年齢による明確な制限はありません。
Q.
治療期間はどのくらいかかるのですか?
あごの骨が成長している時期で、症状が中度から重度の場合は、長期的な咬合管理が必要になることがあります。ただし、その場合でも通院頻度は1〜2か月に1回程度です。
また、永久歯列期から治療を始めた場合は、治療期間の目安はおよそ2〜3年とお考えください。
Q.
歯並びが悪くならないようにするには?
あごや歯の大きさ、噛み合わせは、他の臓器と同様に遺伝だけでなく環境の影響も受けます。成長期にあごの骨への刺激が不足すると、骨が十分に発達せず、華奢な状態のまま成熟することが知られています。
そのため、幼児期・学童期には歯ごたえのある食べ物を積極的に摂り、あごの成長を促して丈夫な骨を育てることが大切です。
さらに、多くの虫歯を放置せず適切に治療することや、指しゃぶり・おしゃぶりなどの習慣を3歳以降も続けないようにすること、軽度な異常でも見逃さず早めに対応することが、症状の悪化を防ぐうえで重要です。
Q.
目立たない装 置もあるのですか?
近年では、目立ちにくい矯正装置も多く開発されています。歯の色に近いブラケットや透明なタイプ、淡い金色や歯冠色のワイヤーなど、見た目に配慮した装置があります。また、歯の裏側に装着する舌側矯正装置や、透明な樹脂製のマウスピース型矯正装置も選択肢のひとつです。
Q.
治療中は痛みはありますか?
装置を装着してから数時間後から数日間(おおよそ1週間程度)、物を噛んだり噛みしめたりすると痛みを感じることがあります。ただし、この痛みは虫歯のような鋭い痛みとは異なり、次第に慣れていくものです。感じ方には個人差が大きく、ほとんど痛みを感じない方もいらっしゃいます。
Q.
歯は抜かなければならないのですか?
近年では、矯正治療に対する考え方の変化や治療法・材料の進歩により、歯を抜かずに治療を行うケースが増えています。
しかし、症状の改善のためにやむをえず抜歯が必要となる場合もあります。これは、口元のバランスを整え、正しく噛み合うようにするためです。
なお、抜歯した部分にすき間が残ったり、噛めなくなったりすることはありませんので、ご安心ください。
Q.
費用はどのくらいかかるのですか?
矯正治療の費用は、開始時期や症状によって異なりますが、おおよそ22万円〜77万円(税込)が目安となります。分割払いやローン、クレジットカードでのお支払いにも対応しています。
Q.
健康保険はきかないのですか?
基本的に矯正治療は保険適用外ですが、例外として、唇顎口蓋裂のある方や外科手術を伴う骨格的な不正咬合、大人の歯が6本以上(親知らずを除く)先天的に欠如している方などは、保険が適用される場合があります。
保険が適用されない場合でも、医療費控除の対象となることがありますので、詳しくは当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。