
◇ 眼科 ◇
●担当医師

理事長・院長/眼科
吉岡 龍治
資格
・日本眼科学会認定 眼科専門医
・眼科PDT認定医
・医学博士
・身体障害者福祉法指定医、難病等指定医
・視覚障害者補装具適合判定医

副院長/眼科
吉岡 恵理子
資格
・日本眼科学会認定 眼科専門医
・眼科PDT認定医
・身体障害者福祉法指定医、難病等指定医
・視覚障害者補装具適合判定医
・ボトックス講習会修了認定医
・オルソケラトロジー講習会修了認定医
●診療時間
【休診日】日曜・祝祭日、木曜は午後休診、土曜は13時より休診
【手術】月曜~水曜の13:00~15:00は手術の予定です
●手術
当院では、白内障、翼状片、緑内障手術、霰粒腫摘出術などの手術を日帰りまたは入院のいずれでも受けることが可能です。

当院では、日帰り手術と1泊の入院手術を行っています。日帰りの場合、手術前後にリカバリールームでゆっくりとお過ごしいただけます。また、白内障手術には高品質な機器と器具を使用し、安心・安全な治療を提供しています。患者さまの負担をできる限り軽減できるよう、快適な環境でサポートいたします。



●こんな症状はありませんか?
視界がかすんで見える
日差しが眩しい
見えにくい
目が乾く
目がかゆく、充血している
以下のような病気かもしれません。
症状がみられる場合はお早目に受診ください。
白内障
主な症状
・まぶしい ・かすむ ・重なってみえる ・見えにくい
白内障は、目のレンズ部分が濁ることで視力が低下する病気です。当院では、年齢に関わらず、患者様のご希望に応じて手術を行っています。手術では、通常の単焦点レンズに加え、視力の幅を広げる多焦点 眼内レンズの相談も承っております。

緑内障
主な症状
・見えにくい ・視野が狭くなる
多くの場合、無症状です!


緑内障は40歳以上で20人に1人が発症し、眼圧が正常でも進行することがあります。視神経が圧迫されることで視野が狭窄し、早期発見・治療が非常に重要です。当院では、OCTや視野検査を使って初期の緑内障を発見し、点眼治療を中心に、進行例には手術を行います。急性緑内障にはレーザー治療や白内障手術を適切に行い、進行予防に努めています。
糖尿病網膜症
主な症状
無症状の段階から「見えにくい」、さらには「失明」に至る場合もあります
糖尿病網膜症は、糖尿病の3大合併症の一つで、日本では成人失明原因の第2位を占めています。病状は単純網膜症、前増殖網膜症、増殖網膜症の3段階に分類され、糖尿病の期間が長いほど、血糖コントロールが悪いほどリスクが高まります。進行するまで自覚症状がない場合が多く、「見えているから大丈夫」と思うのは危険です。糖尿病 の方は、症状がなくても定期的な眼科受診が重要です。
3~6か月に一度の眼科受診を心がけましょう

加齢黄斑変性
主な症状
・見たいところが歪んでみえる ・中心がみえにくい
加齢黄斑変性症は、中心の網膜が障害されることで「見たい部分がゆがむ」「暗く見える」「一部が欠けて見える」といった症状が現れる病気です。50歳以上の約1%が発症するとされ、以前は有効な治療法がありませんでした。しかし、近年では新生血管を抑える「抗VEGF薬」の注射治療が可能になりました。この治療は非常に細い針を使って眼内に注射し、外来で受けられるため、ほとんど痛みを感じることなく治療が行えます。

アレルギー性結膜炎
主な症状
・目がかゆい ・目ヤニが出る ・目の充血

花粉やハウスダストなどのアレルギー原因物質により、結膜に炎症が起こり、かゆみや異物感(ゴロゴロする感覚)、目やに、涙が出るといった症状が現れる場合に診断されます。
ドライアイ、眼精疲労などご相談ください。
自由診療
オルソケラトロジー
治療法
新しい近視矯正法のご紹介です。
就寝時に専用のコンタクトレンズを装着し、日中は裸眼で快適に過ごせます。
オルソケラトロジー治療は、やめれば約3日で元の視力に 戻り、メガネや通常のコンタクトレンズへの切り替えも可能です。また、近視の進行抑制効果も期待され、お子様の治療も保護者の同意があれば実施可能です。当院のレンズは柔らかく酸素透過性に優れ、安全に使用できます。近視や乱視の度数によっては適応外の場合がありますが、治療開始から約1週間で裸眼視力が安定し、その間はソフトコンタクトで対応するなど日常生活に配慮します。
【治療期間】
・1年程度(希望があれば継続)
【治療回数】
・1ヶ月以内は3回程度、その後問題なければ3か月毎(年4回へ)
【リスク】
・稀に角膜炎になる可能性があります
【価格】
・初年度:両眼)210,000円、片眼)150,000円(レンズ代、診察費を含む)
・更新費:年間20,000円
※価格はすべて税込価格です。
IPL(Intense Pulsed Light)治療
治療法
ルミナスM22IPLシステムによるマイボーム腺機能不全によるドライアイへの治療をおこないます。
IPL治療は、
●診察を含め約15分で完了します。
●来院時はお化粧を控え、化粧水や乳液も直前に落としていただきます。
●治療後2週間は紫外線を強く浴びるスポーツを避けてください。
●1回で効果が期待できますが、持続やさらなる改善のため、3~4週間おきに計4回の治療を推奨します。
治療前には適応検査を行い、治療の流れや注意事項、副作用について詳しく説明した上で実施します。
使用機器は「ルミナスM22 IPLシステム」です。
【治療期間】
・4ヶ月程度(希望があれば継続)
【治療回数】
・4回を推奨していますが、1回からでもOKです
【リスク】
・治療後は肌に赤みが生じやすくなります
※2~3時間で落ち着くことが多いです。
【価格】
・1回 3,000円
※価格はすべて税込価格です
マイオピン点眼
治療法
低濃度アトロピンを含む点眼薬で、毎晩就寝前に1回点眼するだけです。
当院では、お子様の近視進行を抑制する効果が報告されている低濃度アトロピン(マイオピン)の処方を行っています。受診時に年齢や近視の度数に応じて適応の有無を判断します。お気軽にご相談ください。
【治療期間】
・2~4年
【治療回数】
・年3、4回の受診が必要です。
【リスク】
・眩しさ、近方の見づらさ、痒み、動悸、目の充血などの症状が出る場合があります。
【価格】
・1本 3,300円
・マイオピン検査料1回 2,200円
・年1回特殊検査 1,500円
※価格はすべて税込価格です。