春日部市とは？
春日部市は、関東平野のほぼ中央に当たる、埼玉県東部に位置する市です。東側は江戸川を県境として千葉県野田市と隣接しており、面積は約66平方キロメートル、人口は約23万人です。春日部市は江戸時代に日光街道の粕壁宿として栄え、発展してきたという歴史があります。

春日部市は、主に4つのエリアで構成されています。都市機能が整った利便性の高い「春日部駅・北春日部駅周辺エリア」、幼稚園や小学校、高校までが徒歩圏内にあり、子育てのしやすい「八木崎駅・豊春駅周辺エリア」、利便性と地元感のバランスがとれた「武里駅・一ノ割駅周辺エリア」、観光スポットや公園が多く、自然と触れ合える「藤の牛島駅・南桜井駅周辺エリア」です。では、春日部市の有名なスポットを3つご紹介しましょう。

首都圏外郭放水路：巨大な地下河川の洪水防止施設です。あふれそうになった中小河川の水を地下放水路に貯めて、約6.3キロメートルの地下トンネルを通して江戸川に排水します。「地下神殿」と呼ばれる調圧水槽などの一部が見学できます。

牛島の藤（藤花園）：藤花園という植物園に、樹齢1,200年あまりと言われる「牛島の藤」があります。1928年に天然記念物に指定され、1955年には改めて特別天然記念保存木として国から指定されました。藤棚の面積は約700平方キロメートルで、同様のものが3ヶ所にあります。見頃を迎えた藤の花の壮観な美しさは大変見応えがあり、賞賛を集めています。

内牧公園：アスレチック広場をはじめ、さまざまな施設を有している公園です。バーベキュー施設やピクニック広場、お花見広場や竪穴式住居広場などがあります。また、園内を流れる川にはザリガニが多く生息していて、子ども達に人気の遊び場となっています

春日部市ではさまざまな農産物が生産されていますが、庭先直売農家も多く、地産地消の取り組みも盛んです。果樹園は観光農園としても人気があり、ナシやブドウ、カキなどが多くみられます。伝統的な産業では、特産品としての「桐箪笥」のほか、「押絵羽子板」「麦わら帽子」などが生産されています。

春日部市は交通アクセスが整っており都心への通勤圏である一方、市内には水田や林が広がり、ほどよく便利でありながら自然環境に恵まれていることも魅力の1つです。春日部市を代表するアニメキャラクターが「まちの案内人」であり、「子育て応援キャラクター」も務める特別市民となっています。子育て環境も充実しているといえるでしょう。


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