寝屋川市とは？
寝屋川市は、大阪府の東北部、淀川の左岸に位置する、人口約22万人、面積約24平方キロメートルの市です。

寝屋川市には、大きく分けて3つのエリアがあります。今もなお多くの水路や農地が残る「西部」エリア、生活の中心におけるシンボル的な景観の形成・整備が進む「中央」エリア、緑豊かな都市景観の形成を図る「東部」エリアです。特に、「中央」エリアの「寝屋川市駅」や「香里園駅」の周辺は、市の都市核と位置づけられており、市街地再開発事業に伴って発展し続けています。

まずは、寝屋川市の有名なスポットを紹介します。

大阪成田山不動尊：年間200万人を超える参詣者が訪れる、不動尊信仰の総付として名高い寺院です。特に交通安全祈願が有名で、年間20万台もの車が祈祷を受けています。本堂とは別に、一度に100台の自動車を祈念できる専用の祈祷殿があり、日本で初めて人（ドライバー）と車両とを一緒に祈祷した寺院としても知られています。

寝屋川公園：豊かな自然に囲まれた広々とした公園で、遊び場やスポーツ施設が充実した園内ではバーベキューも楽しめます。暖かい季節になると「中央広場」にある大きな噴水は、子どもの水遊びスポットとして賑わいます。

自転車の駅：普段はなかなか見られない、さまざまな変わり種の自転車に乗れる面白いスポットです。自転車の交通ルールと正しい交通マナーを実践的に学べる自転車シミュレーターもあります。

ここからは、寝屋川市の産業や文化の特徴についてみていきましょう。

寝屋川市は第三次産業の割合が高く、中でも卸売・小売業・飲食店が大きな割合を占めています。京阪本線やJR学研都市線、国道1号線や170号線が通っており、鉄道と道路網が充実しているのも商業が発達している理由です。

寝屋川市では都市農業（市街地とその周辺の地域で行われる農業）を行っており、地産地消に力を入れています。市内5ヶ所で定期的に朝市が開かれているほか、毎年11月には「寝屋川市農業まつり」が開催され、新鮮な野菜や果物、米、餅、米粉パン、花などが並び、多くの人で賑わいます。

文化面では、伝統あるまつりが継承されていることで有名です。寝屋川市駅のすぐ南側にある「住吉神社（別称ねや川戎神社）」では、毎年1月に「ねや川戎大祭（別称ねや川のえべっさん）」が行われます。毎年福を求めて県内外から10万人を超える参拝客が集う、 新年の風物詩です。

また、8月には「打上川治（うちあげがわち）水緑地」で、市内きっての大イベントである「寝屋川まつり」が行われます。1978年から続くこのまつりは、市民による発表ステージ、芸人のライブ、花火ショーなどのイベントがあり、毎年多くの来場者で大いに盛り上がります。

寝屋川市は、市街化に向けた発展をしながらも、伝統や市民の交流の場を守り継いでいる、賑わいのある街です。


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人口、面積、概要等は各自治体の公開情報をベースに編集しています。

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掲載情報は2024年12月4日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。