東京都大田区とは？
大田区は東京都の南東部に位置し、東は東京湾、西・南は多摩川に面しています。昭和22年に、当時の「大森区」と「蒲田区」が合併した際に、2つの区の名前を1文字ずつ取って命名されました。人口は約74万人、面積は約62平方キロメートルで、東京23区内で最も広い面積を誇ります。また、羽田空港（正式名称：東京国際空港）があることでも有名です。

大田区には大きく分けて大森地域、蒲田地域、調布地域があります。大森地域は大きく海側と山側に分けられ、海側には日本の先端技術を担う町工場が、山側には緑の多い住宅街が広がっています。蒲田地域は区役所の本庁がある大田区の中心地の1つで、羽田空港方面への玄関口として多くの人が訪れます。調布地域は多摩川沿いに位置しており、自然との調和がとれた閑静な住宅街が広がっています。

次に、大田区を代表する有名なスポットを3つ挙げてみました。

羽田空港（東京国際空港）：多くの国内線と国際線の飛行機が乗り入れる、都心から近い24時間空港です。飲食店や展望台などもあり、飛行機を利用しない人も楽しめる場所です。

池上本門寺：日蓮宗大本山で、1282年に日蓮上人が入滅された霊場です。多くの文化財があり、中でも五重塔は国の重要文化財に指定されています。

平和の森公園：大田区内最大級の公園で、フィールドアスレチックコース、テニスコート、弓道場などがあります。梅雨明けごろにはハスが咲くひょうたん池もあり、幅広い世代が楽しめる場所です。

そんな有名なスポットで知られる一方、大田区には約3,500の工場があり町工場の集積地として発展していることから「ものづくりの町」としても知られています。2023年には、「新産業創造・発信拠点」の形成をめざして羽田空港跡地に羽田イノベーションシティが開業しました。施設内には社会課題解決に意欲のある企業が入居するエリアや、交流によって新たなビジネスを創出するスペースが設置される産業交流拠点があり、大田区の新たな魅力を発信しています。


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掲載情報は2024年11月4日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。