
■ 診療機器/医療設備
デジタルレントゲン
動物専用のものを使用しておりますので、高画質で安定したレントゲン画像を1回で撮影することが可能です。この医療機器は動物種・体重・部位を入力するだけで最適な撮影条件を自動決定してくれるので、不適当な撮影条件による取り直しがありませんので、放射線被曝を最小限度に抑えられます。また、レントゲン画像は従来のフィルムではなく、パソコン上で現像しております。

超音波診断装置(エコー)
超音波診断装置(エコー)は、動物に負担をかけることなく体の中の様子をリアルタイムに診ることができます。レントゲン検査では静止画としてしか体内の様子を診る事ができませんが、超音波では動画として診ることができます。臓器の大きさを計測したり血流の流れを観察する機能も付いています。

血液検査機器
血液検査は言葉を話せない動物たちにとって、病気の存在を探る大きな手掛かりになります。炎症や肝機能、腎機能だけでなく、糖尿病、高脂血症など、ペットの生活習慣病も発見することもできます。

ICU(集中治療室)
おもに重症の場合に使用する酸素濃度・湿度・温度を調節することができる入院室です。

電気メス
電気メスは、切開しながら止血も同時に行うことができます。下のハサミのようなものは太い血管を素早く確実に止血可能で、手術時間の短縮や出血量の軽減に貢献しています。当院では最新の機器を導入して安全な手術を第一に心がけております。

内視鏡
内視鏡は、おもに食道、胃、十二指腸の検査に使用します。消化管内を診るだけでなく発見した異物を掴んで除去したり、病変部の組織を顕微鏡検査用に採ってくることもできます。

炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーは、病変部の組織を蒸散させ止血、凝固、切開、蒸散、除去します。電気メスと比較すると患畜へのダメージが少ないので、痛みが軽く、傷の治りが早くなるメリットがあります。主に体表にできた小さな腫瘤の切除に使用しています。局所麻酔下で使用できるので高齢の子でも麻酔の危険性を最小限度に抑えることができます。

自動解析付き動物用心電計
心電図に、問題がないかを確認する検査装置になります。解析機能付きなので動物の年齢、大きさなどを入力することにより、自動的に心波形を解析し適切な診断の補助を得ることが可能です。

パルスジェネレーター
腰痛の治療に用いる低周波治療器です。鍼灸針に微弱な電気を流すことによって症状を抑えていきます。

レーザー治療器
半導体レーザーは、血行や細胞の活性化を促し、疼痛の緩和、消炎、創傷治癒促進に非常に効果がみられます。特に神経の病気の治療において効果を発揮します。半導体レーザーによる治療は、動物に対して治療に伴う大きな苦痛を与えず、副作用がないという点も高く評価されています。照射されている動物はじんわりと温かみを感じるので気持ちよさそうにしています。

手術用顕微鏡
手術用顕微鏡で非常に細かい部分を拡大して覗きながら手術ができるので、特に眼科手術時などで活躍します。

人工呼吸装置と麻酔モニター
人工呼吸装置(左):麻酔中、適切に人工呼吸を行うことができる医療機器です。
麻酔モニター(右):麻酔の際に、心電図、呼吸数、酸素飽和度、血圧、体温などの変化を観察することで麻酔深度を調節するのに役立てたり、術中の急変に素早く対応することができます。
