院長あいさつ・主な診療内容
院長あいさつ

院長 竹内幸俊
院長の経歴
昭和62年3月
関西医科大学卒業
昭和62年4月
医師国家試験合格
昭和62年5月
関西医科大学病院内科ローテート開始
昭和63年4月
関西医科大学第三内科入局
平成元年2月~2年7月
済生会兵庫県病院出向
平成6年4月~15年9月
関西医科大学第三内科助手
近畿食道・胃静脈瘤研究会世話人
平成15年12月
竹内医院開院
平成24年5月
大阪大学消化器外科連携セミナー世話人
平成24年6月
北大阪消化器病勉強会世話人
平成28年5月
門真市医師会 理事
私は15年半の間、関西医科大学第三内科に在籍し、主に消化器内科学を学んでまいりました。
なかでも内視鏡検査及び治療は大学病院、関連病院を合わせて年間約2,000件(通算20,000件以上)を行っております。とりわけ高度な技術を要する食道・胃静脈瘤の内視鏡治療に関しましては9年半の間、治療責任者として年間60~80症例の治療をしております。また、食道・胃静脈瘤の患者さんはほとんどが肝硬変症であるため、日常診療では非常に多くの慢性肝疾患の患者さんを診察する機会を得ることができました。さらに8年余りにわたり糖尿病の専門外来を担当してまいりましたので、糖尿病を始めとする生活習慣病につきましても豊富な診療経験を有しております。
当院は内科の医院ですので一般内科はもちろん、往診や在宅医療などのかかりつけ医としての役割も当然担ってまいります。それに加え大学病院での経験を生かし、消化器・肝臓疾患や生活習慣病においてはより専門的な診療を行いたいと考えております。最近は大病院志向が強くなってきていますが、開業医でもその専門分野においては大病院と同レベルの診療を提供できると考えております。そればかりか開業医であればこそ、かかりつけ医としてのより親身な対応が可能だと思います。そして必要になった時に開業医からの紹介状を持って大きな病院を受診するというのが、最も上手な病院の利用方法だと思います。
もし、消化器病や生活習慣病で大きな病院へ行こうか迷っておられる方は、一度当院へ相談にいらしていただければ幸いです。
院長プロフィール
竹内先生って どんな人?
性格は?
○型・双子座の私です。 性格判断では親しみやすく社交的と 出ましたが・・・・?
趣味は?
休日はドライブ、冬場はスキーを楽しん でいます。開業してからは健康のため テニスも始めました。陸上部出身で スポーツはわりと得意なんですよ。
好物は?
甘いもの・辛いものが好き。
商品や限定品に弱く、期間限定の チョコレートはつい買ってしまうんです。
主な診療内容
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
現在、胃カメラは上部消化管の症状がある場合に最初に実施される検査とされています。かつては胃透視が先行することもありましたが、胃カメラは小さな病変を発見する能力が高く、胃透視で異常が見つかった場合には結局 胃カメラが必要になるため、初めから胃カメラを行うことが一般的になっています。症状がない方でも、検診目的で胃カメラを受けることに問題はありません。

当院では開院以来、オリンパス社製のEVIS LUCERAシリーズの細径内視鏡を使用し、高精度かつ苦痛の少ない検査を提供するよう努めてきました。さらに、2007年4月からは経鼻内視鏡も導入しました。経鼻内視鏡を受けた方のアンケートによれば、約95%が従来の経口内視鏡よりも楽だと答えており、苦痛の程度も約3分の1に軽減されました。また、技術の進歩により経鼻内視鏡でも検査精度は確保されています。「口からの検査では問題なかったが、鼻からは不安」という方や「鎮静剤がないと無理」という方には、従来の方法での検査も可能です。このように、当院では患者様に最適な検査方法を選んでいただけます。検査の精度がいくら高くても、受けてもらえなければ意味がありませんし、苦痛が少なくても精度が低ければ検査の意義が薄れます。
また、2021年10月からは門真市民を対象に内視鏡による胃がん検診が始まりました。受診には条件がありますが、保険診療に比べて費用が抑えられています。検査内容は通常の内視鏡検査と同じで、当院でも受けられます。
初めて胃カメラを受けようと思っている方や、以前の検査が苦しかった方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
●検査日・・・月~土曜日のAM8:30 (午前の診療中でも可)
費用の目安
・観察のみの場合:4000~5000円 (3割負担の方)
・組織の検査などを行った場合: 10000円前後(3割負担の方)
※1割負担の方は上記の1/3を目安にしてください
下部消化管内視鏡検査(大腸ファイバー)
大腸ファイバーは下部消化管の症状がある際にも実施されますが、最も一般的なのは大腸癌検診で便潜血検査が陽性反応を示した場合です。便潜血検査で陽性が確認された際の精密検査として、大腸ファイバーが第一選択となります。注腸検査は、大腸ファイバーが実施できない場合や全大腸が観察できなかった場合に行われます。また、大腸ファイバーではポリープが見つかった場合、その場で切除することも可能です。当院でも小さなポリープについては、その場で切除が行え、終了後はそのまま自宅に帰ることができます(日帰り手術)。

●検査日・・・月・火・木・金曜日のPM1:30
※大腸ファイバーを行う時には 苦痛を軽減するため鎮静剤を使用します。
費用の目安
・観察のみの場合:5000~6000円
・組織の検査を行った場合: 10000~15000円
・ポリープの切除を行った場合: 20000~30000円
※1割負担の方は上記の1/3を目安にしてください
腹部超音波検査(腹部エコー)
頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)
腹部エコーはほとんど侵襲や苦痛がなく、
肝臓、胆囊、膵臓、脾臓、腎臓を検査できます。 消化器内科医にとっては聴診器代わりとも言えるもので、 血液検査で異常があったり腹部症状があった時に 最初に手軽に行える検査です。 また慢性肝疾患や胆石、胆嚢ポリープなどがあれば 年に2~4回の検査が必要です。
頸動脈エコーでは左右の頸動脈壁の厚さを 計測し動脈硬化の指標とします。 また、頸動脈内のプラーク (脂肪や血の固まり)の有無を検索します。 もしプラークがあれば脳梗塞の危険が増すので、コレステロールの管理を厳重にする必要があります。