新潟市秋葉区とは？
新潟市秋葉区は、新潟県新潟市の南東部に位置する人口約7万人のエリアです。面積は約95平方キロメートルで、新潟市8区の中で4番目の広さになります。明治時代には日本一の産油量を誇った新津油田を中心として栄え、日本海側の交通輸送の要衝として発展した新津駅のある「鉄道のまち」としても知られています。

新潟市秋葉区は、2007年に旧新津市と旧小須戸町が合併して誕生しました。「西の米原、東の新津」と言われるほど全国に名を馳せた旧新津市と、信濃川の河川港として舟運により発展した旧小須戸町、それぞれの特徴が今も随所に見られることでしょう。

それでは、新潟市秋葉区の有名スポットを3つご紹介しましょう。

・新潟市新津鉄道資料館：「鉄道のまち」として栄えた新津の鉄道文化を今に伝える資料館です。鉄道のさまざまな分野を網羅した展示を行っており、屋外では新幹線や蒸気機関車が展示されています。

・新潟県立植物園：高さ30m、直径42mの国内最大級の熱帯植物ドーム内には、550種・約4,000株の多彩な植物が植栽されています。さまざまな切り口で植物の魅力を紹介する企画展示や、国内外の多様な水草を展示する水中庭園もあります。

・新津温泉：かつて日本一の産油量を誇った新津油田を感じさせる、昭和29年にオープンした日帰り温泉です。湯はほぼ無色透明でごくわずかに微白濁があり、強烈な石油臭が特徴的な湯は、昔から地域の人に親しまれてきました。

新潟市秋葉区は花き・花木、球根の生産地として全国に知られ、サツキ、ボケ、アザレアなど色鮮やかな花たちが町を彩り、関東や東北にも多く出荷されています。また、秋葉丘陵の里山をはじめとした豊かな自然が特徴で、信越本線・磐越西線・羽越本線や国・県道など交通アクセスも良く、新潟市中心部のベッドタウンとして人気を集めています。

また近年は新潟薬科大学を核として産・官・学そして地域が連携した研究拠点「バイオリサーチパーク」が整備され、新しい地場産業の形成と産業基盤強化をめざしています。


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