横浜市緑区とは？
横浜市緑区は、横浜市の北西部に位置し、鶴見川とその支流の恩田川を北側の区境とした東西に細長い地形をしています。人口は約18万人、面積は約25平方キロメートルです。

山林や公園の緑、農地などが緑区の面積に占める割合（緑被率）は約40％で、横浜市内の行政区では最も高く、自然に溢れた地域です。

横浜市緑区はエリアによってさまざまな特色があります。鶴見川と恩田川合流地点から上流は広大な農業用地で米や梨の生産が行われています。一方、旭区の北部エリアは都市計画道路川崎町田線に沿って工業施設や研究開発が集積した地域であり、南部エリアでは「神奈川県立四季の森公園」や「横浜動物の森公園」などの大きな公園が有名です。

自然を楽しめる場所が多い横浜市緑区の中でも、特に人気のあるスポットを3ヵ所紹介します。

四季の森公園：横浜市の市街地にありながら、田んぼ、ため池、水車小屋、雑木林など日本の原風景である「里山」が残された公園です。丘陵地を利用したすべり台や展望台があり、家族連れに人気のスポットです。

フィールドアスレチック横浜つくし野コース：自然の地形を生かした自然体感型運動施設で、50種目のバラエティー豊かな木製遊具で遊べます。東名高速道路横浜町田ICより車で約5分とアクセスも良く、フィールドアスレチックやバーベキューなど、大人から子どもまで楽しめます。

霧が丘公園：霧が丘にある大きな公園で、園内には屋内で遊べる「子どもログハウス」があることでも有名です。また広いグラウンドも整備されており、市民の憩いの場として親しまれています。　

横浜市緑区は、その名のとおり緑が多く、市内でも農業が盛んな地域です。主な農産物は、果菜類や葉・茎野菜、根菜類といった野菜や果物、卵などで、多品目を少量生産する農家が多いことが特徴です。また、野菜や果物の直売所が多く、新鮮な農産物が身近な場所で手に入るといえるでしょう。

一方、川沿いの低い土地では工場や研究機関が多く立地しています。産学連携推進本部の拠点を整備している大学キャンパスもあり、産学共同の研究も行われています。

横浜市緑区は、横浜市内や都内への交通アクセスが良く、駅周辺には商業施設が多く生活の利便性が良いうえに、自然豊かな環境が魅力です。また、子育て支援に力を入れており、保育施設や小学校が多く、暮らしやすい街だといえるでしょう。


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人口、面積、概要等は各自治体の公開情報をベースに編集しています。

掲載情報は2024年11月19日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。