
糖尿病について

糖尿病とは?
糖尿病は、血糖値(血液中の糖)が高くなる病気です。これは、インスリンというホルモンの分泌が不十分だったり、うまく働かなかったりすることで起こります。長く続くと、体のさまざまな臓器に負担がかかる原因にもなります。
~ 種類と原因 ~
1型糖尿病
自己免疫反応で、インスリンを作る細胞が壊されるタイプです。若い人に多く見られます。
2型糖尿病
一般的なタイプで、インスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗」や分泌不足が原因です。中高年や肥満の人に多く見られます。
~ 主な症状 ~
●のどの渇き(多飲)や尿が多く出る(多尿)
●原因不明の体重減少、倦怠感、視界がぼやけることもあります。
早期発見のためにも、これらの症状に気づいたら医療機関へご相談ください。

~ 検査と診断 ~

血糖値検査(空腹時血糖、HbA1cなど)により診断されます。正常範囲を超える場合は、早めの対策が重要です。
~ 治療とセルフケア ~

1. 食事療法
量や種類を工夫し、血糖の急上昇を防ぐバ ランスの良い食事が基本です(炭水化物の量を意識、野菜中心)。

2. 運動療法
ウォーキングなどの適度な運動を継続することでインスリンの効きが良くなります。

3. 血糖自己測定
自宅での血糖測定を習慣化し、血糖値の変化を把握します。必要に応じて、薬やインスリンを使用します。

4. 薬物療法・注射療法
経口薬や、場合によってはインスリン注射も。医師と相談のうえ、より良い方法をご提案します。
~ 合併症の予防 ~
糖尿病が進行すると「心血管疾患」「腎症」「網膜症」「神経障害」など、さまざまな合併症のリスクが高まります。定期検診を受けることで、早期発見・予防が可能です。

~ 毎日気をつけてほしいこと ~
●定期的な検査(A1C、血圧、コレステロール、眼底・尿検査など)
●禁煙:心血管リスクや血液循環に悪影響。愛煙家には、特に推奨されます。
●ストレス管理と良好な睡眠:ストレスや睡眠不足は血糖コントロールにも影響を及ぼします。
~ 日常生活のヒント ~
●食事は「野菜を半分、たんぱく質と炭水化物を25%ずつ」のプレートメソッドが効果的です。
●毎日少しずつでも運動習慣を。歩く、階段を使うなど、無理なく続けるのがポイントです。
●ストレス対策やメンタルケアも大切です。ゆっくり過ごす時間や深呼吸で、気持ちを切り替えましょう。

糖尿病は「知ること」「行動すること」で、上手に管理できます。食事・運動・検査・薬・支援体制の5点をバランス良く続けることで、健康で充実した日々を保てます。
不安なことや気になる症状、ご家族のサポートについても、お気軽に宮井内科医院まで、ご相談ください。いつでもお力になります。