
婦人科がん検診

早期発見・早期治療で、安心を手に入れましょう
女性の健康は、私たちが全力でサポートします。定期的な婦人科検診は、健康な毎日を送るための第一歩です。早期発見、早期治療で治癒できるがんもあります。ご自身の体と向き合い、健やかな未来のために、1年に1度検診を受けましょう。
婦人科がん・健診について
卵巣がん
卵巣がんは、初期症状がほとんどないため「沈黙のがん」とも呼ばれるがんです。お腹が張る、痛む、頻尿や便秘、下腹部のしこり、食欲不振などの症状が出た時には、すでに進行していることも。特に、50代後半以降の女性、家族に卵巣がんの人がいる場合は注意が必要です。
主な検査
細胞診・組織診、腫瘍マーカー検査、エコー、CT・MRI検査など
子宮頸がん
初期にはほとんど自覚症状がありませんが 、進行すると性交渉のときの出血、生理日以外の出血(不正出血)やおりものの増加がみられます。近年は20~30歳代の若い女性に増えており、30歳代後半がピークです。また、性交渉の開始年齢が早い、性のパートナーが多い方も発症しやすいです。
主な検査
問診、視診、内診、細胞診、HPV検査など
子宮体がん
子宮体がんは、閉経後の女性に多くみられるがんの一種です。 主な症状は不正出血で、月経と無関係な出血や、月経時の出血量が多い、おりものに血が混じるなどが挙げられます。50歳代後半に多く、平均年齢は50~60歳くらいです。しかし、月経不順等の症状がある方は、20~40歳代の女性でも発症することがあります。肥満、糖尿病、高血圧、閉経年齢が遅い場合も気を付けましょう。
主な検査
子宮体部細胞診、経膣エコー検査など
乳がん
乳がんは、女性に多いがんの一つです。乳房にしこりができたり、乳頭が陥没したりするなどの症状が現れます。閉経前の30歳代から患者数が増え、40歳代後半でピークを迎え、60歳代後半に再びピークを迎えます。160cm以上の高身長、初経が早い、閉経が遅い、飲酒や喫煙も発症要因となります。
主な検査
乳房視触診、マンモグラフィー(乳房X線撮影検査)など
早期発見・早期治療が大切です。少しでも気になることがあれば、早めに婦人科を受診しましょう。上記以外にも様々な要因が、がんの発症に関わってきます。より詳しい情報については、医師にご相談ください。

がん予防のために

定期的な検診

禁煙

バランスの良い食事

飲酒は控えましょう

適度な運動