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糖尿病治療

糖尿病は自覚症状がなく進行する病気です

糖尿病は自覚症状のない時期が長く、治療しないまま放置されるケースが多くみられます。しかし、糖尿病は動脈硬化の要因となるだけでなく、悪化すると網膜症、神経障害、腎症などの合併症も引き起こしてしまいます。 そのため、「糖尿病を見つけるための検査」や「糖尿病と診断された後も、定期的に状態を把握するための検査」はとても大切になります。

代表的な検査は血液の検査で、血液中のブドウ糖(血糖)がどれくらいあるのかを調べます。食事によって、血糖値は上がったり下がったりするため、食事前の「空腹時血糖値」や一定量のブドウ糖を水にとかしたものを飲み、その後血糖値がどう変化するかを調べる「75g経口ブドウ糖負荷試験」、そして食事の時間を考えないで測定する「随時血糖値」があります。

糖尿病がわかるきっかけは健康診断の血液検査のほかにもあります。

*献血に行ったら糖尿病の疑いと言われた

*糖尿病の合併症がわかった時に、初めて糖尿病を指摘された

*妊娠した時に高血糖が見つかった など

血液検査

例えば 

定期的な健康診断やセルフチェックにより、糖尿病を早く見つけて、からだに悪い影響を及ぼす前に生活習慣の改善や治療をするのが理想です。

食事療法で血糖のコントロールを

合併症の発症を遅らせ、日常生活を健康に送るために、食事療法は大切な治療法です。 糖尿病の食事療法では、血糖のコントロールが基本になります。 必要なエネルギー量と栄養素を過不足なくとり、過剰な摂取をさけることが大切です。 また、状態がよくなったからといって油断して暴飲暴食をしてしまうと、せっかくの治療がむだになります。 医師、栄養士と連携をとりながら、長期にわたる食事療法を工夫しながら続けていくことが大切です。 また適切な食事は「インスリンの作用不足」を改善する効果が期待できます。

食事療法で大切なこと

1. 適切なエネルギー量 ⇒自分の適切なエネルギー量を知り、とりすぎに注意しましょう。

2. バランスよく食べる ⇒炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスをとり、適量のビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。

3. アルコール・甘いものは控えめに ⇒血糖の上昇や中性脂肪を増やす直接の原因にもなりますので気を付けましょう。

4. 食物繊維をとる ⇒食物繊維はコレステロールを減らし、糖質の吸収を抑える効果がありますので積極的に食べるようにしましょう。

5. 1日3食きちんと食べる ⇒不規則な食事は血糖値の変動を大きくします。規則正しく、ゆっくりとよく噛んで食べましょう。

食事療法で大切なこと

食事療法を長続きさせるコツ

家族と同じ食事をとる

家族と同じ食事をとる

糖尿病食として別に調理していると長続きしなくなります。

量を制限すれば家族と同じ食事をとっても問題ありません。

その場合、自分の指示単位に合わせて食べる分だけとり分けておきましょう。

味は薄味に

味は薄味に

味を濃くすると主食をたくさん食べてしまうので、薄味の食事に慣れましょう。

材料の新鮮なものを利用することで旨味、香りなどをいかすようにするとよいでしょう。

低エネルギー食品で満腹感を

低エネルギー食品で満腹感を

肥満を伴った糖尿病の食事では、空腹感との戦いはやむを得ません。きのこ類・コンニャク・海草などを上手に利用しましょう。また、よくかむと少ない量で満腹感が得られます。

​​運動療法のポイント

運動療法は食事療法と組み合わせることで、より大きな効果が期待できます。運動は、血液中のブドウ糖を消費して血糖値を下げる、肥満を解消して筋肉などでのインスリンの働きを高める、血液循環を盛んにして血管の老化を防ぐなどの効果があります。

ただし、患者さまによっては運動を制限しなければならない場合もありますので、運動療法を行う際は、まず主治医と相談しましょう。そして、自分に合った運動と運動量を決定し、決して無理をせずに自分の体と相談しながら適切な運動量を継続することが大切です。

1. 主治医と相談

どのような運動をどの程度すればよいのかは、個々の患者さまの状態によって異なります。運動を始める前に主治医に相談しましょう。

主治医と相談

2. 有酸素運動でエネルギーをしっかり消費

有酸素運動(散歩、水泳、ジョギングなど)でエネルギーを確実に消費する。

少し汗ばむ程度の運動量で20分以上、週に3〜5回、食後1〜2時間に行う。

※有酸素運動は、ジョギングなどの持続的な運動に必要な筋肉(赤筋)を使った運動のことをいい、脂肪を燃焼させる効果があります。

有酸素運動でエネルギーをしっかり消費

3. 無理せず適切な運動量を継続

何より大切なことは、自分に合った運動量を継続させることです。

長く続ける運動療法においておすすめは、ウォーキング、ジョギング、水泳などの運動です。

「いつでも」「どこでも」「無理なく続けられる」運動を選びましょう。

運動療法は、食後に行うと血糖値の上昇が抑えられ、より効果的です。

無理せず適切な運動量を継続

糖尿病のことは何でもご相談ください。

例えば、通院していても治療の効果を感じない、通院するのが難しくなってきた、などお困りやお悩みのことがありましたら、主治医や医療者にご相談ください。問題を解決して、無理なく自分のペースで治療を進めていきましょう。

こうのうえ内科クリニック

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