鍵開けの料金相場はいくら?ぼったくりを防ぐ注意点も紹介

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鍵開けの料金相場はいくら?ぼったくりを防ぐ注意点も紹介

鍵を紛失して開けられない場合、鍵開け業者に開錠を依頼する必要があります。鍵開けにかかる料金は鍵の種類によって異なります。また、悪質な業者に騙されないためには、鍵開けの相場を知っておくことが重要です。

今回は鍵開け料金相場を紹介し、安く抑えるためのポイントやぼったくり業者を見分ける方法について解説します。

鍵開け料金相場は?内訳を解説

鍵開けにかかる料金には大きく4つの種類があります。どのような基準で発生する料金であるか、内訳や相場について詳しく解説します。

作業料金:鍵の種類や解錠方法で変動する

まずは、開錠作業そのものにかかるのが作業料金です。業者によっては技術料金と呼ぶ場合もあります。鍵開けにかかる時間や技術に対して支払う手間賃と考えればわかりやすいでしょう。

鍵は種類によって開錠に必要な時間や機材が異なります。また、比較的簡易な方法で開けられるものから高い専門技術が必要なものまでさまざまです。そのため、作業料金は鍵の種類や開錠方法、かかった時間によって変動しますが5,000〜15,000円が相場です。

出張料金:現場に駆けつけるための費用

出張料金は現場に駆けつけるための費用で、ガソリン代や駐車料金などが含まれます。費用相場は2,000〜5,000円です。 

現場に駐車スペースがなく、時間貸駐車場に駐車してもらう場合には、鍵開けに時間がかかるほど駐車料金も上がります。出張料金が高額になる可能性もあるため注意が必要です。

追加料金:深夜料金などが発生することも

深夜や早朝など、時間帯によっては追加料金が定められている場合があります。3,000〜5,000円程度が相場です。 

労働基準法では22時~翌5時を深夜の労働としており、賃金は25%上乗せする規定があります。そのため該当する時間帯の作業には「深夜料金」として追加料金を請求する鍵屋も少なくありません。休日や祝日の対応にも追加料金を設けている場合もあります。

部品代:鍵の破壊や交換が必要な場合の費用

鍵を開けた後、部品を交換する必要がある場合は、部品代がかかります。交換する部品はシリンダーや錠前、鍵など、場合によってさまざまです。部材費に加えて交換作業費も含まれる場合もあります。 

部品代は部品の値段によって変動するため、高価な製品に交換すると料金も高くなります。 

鍵開けの料金が高くなる場合

鍵開けの料金には、鍵の種類や開錠方法に加えて、設置されている鍵の個数や扉の種類も関係します。料金が高くなる4つのケースを紹介します。 

複数の鍵の開錠が必要な場合

鍵開け料金は一般的に1つの鍵の開錠ごとに設定されています。そのため扉に複数の鍵があり、全て開錠しないと扉が開かない場合は、個数分の料金がかかります。 

一度に複数の鍵開けを行う場合は割引を設定している鍵屋もあるため、相談してみるとよいでしょう。

防犯性能の高い鍵の場合

防犯性能が高い鍵はセキュリティ面で安心ですが、その分、鍵を開けにくいことも意味します。鍵の種類による鍵開け料金の相場は下記のとおりです。 

鍵の種類

料金相場

ディスクシリンダー錠

5,000〜15,000円

ピンシリンダー錠

5,000〜15,000円

ロータリーディスクタンブラー錠

15,000~50,000円 

ディンプルシリンダー錠

15,000~30,000円

それぞれの鍵の特徴や防犯性能を詳しく紹介します。

【ディスクシリンダー錠】

ディスクシリンダー錠は、くの字で縦長の鍵穴に、鍵山が両側非対称のギザギザしたキーを挿して使う鍵です。防犯性能は低く鍵開けしやすいため、鍵屋に依頼すればピッキングで比較的時間をかけずに鍵開けしてもらえます。

【ピンシリンダー錠】

ピンシリンダー錠は、キーの片側がギザギザの鍵山になっている鍵です。ディスクシリンダー錠よりはピッキングに強いものの、プロの業者なら比較的容易に鍵開けできます。

【ロータリーディスクタンブラー錠】

ロータリーディスクタンブラー錠は、横型の鍵穴になっている、防犯性が高い鍵です。近年建てられた住宅で多く見られます。 

防犯性能が高くピッキングに強いため、業者でも鍵開けが難しく、場合によっては鍵を壊しての開錠となります。鍵を壊す場合は修理に必要な部品代もかかるため、費用相場は高額になりがちです。

【ディンプルシリンダー錠】

最近の新築物件で多く用いられているのがディンプルシリンダー錠です。丸い凹凸がキーの溝に掘られています。構造が複雑で防犯性能が高く、ピッキングの難易度が高いため、サムターン解錠での鍵開けになる場合が多いでしょう。 

ドアスコープがなく特殊な作業が必要になる

ピッキングが不可能な防犯性能の高い鍵の場合、業者はドアの穴から器具を挿入して鍵開けを行う「サムターン解錠」を試します。ドアスコープがあれば、その穴を活用してサムターン解錠が可能です。作業料金に加えて、ドアスコープの修理費が別途5,000円程度かかるものの、比較的安価にすみます。 

しかし、ドアスコープがない場合は、鍵を壊したり窓を割って室内に入ったりするなどの特殊な作業が必要になるため、料金が高くなります。 

難易度の高い鍵開けの手法を取る場合

鍵開けの難易度が高いと、技術や時間が必要になるため、料金は高くなります。一般的な鍵開けの手法について、費用相場は下記のとおりです。 

手法の種類

料金相場

ピッキング

5,000~25,000円

サムターン解錠

12,000~36,000円

窓から入り開錠

15,000~35,000円

鍵を壊す

15,000~50,000円

それぞれの手法について、作業の方法と難易度を紹介します。 

【ピッキング】

鍵穴に専用の工具を差し込んで内部のピンを押し、疑似的に鍵が挿し込まれた状態を作って鍵開けする手法です。主にディスクシリンダーやピンシリンダーの鍵開けに用いられます。 

錠前を傷つけないため部品代がかからず、作業もスタンダードなものであるため、ピッキングで開けることができれば比較的安価にすみます。 

ただし犯罪の増加で、最近の鍵はピッキング対策が行われている場合も多く、ピッキングで開けられない鍵も増えています。カードキーのように鍵穴がないものも鍵開けできません。

【サムターン解錠】

ドアスコープや郵便受けなどの穴から専用の工具を通し、室内の鍵のつまみである「サムターン」を直接操作して鍵を開ける手法です。ピッキングよりも高度な技術や作業時間が必要で、ドアスコープなどの修理費用もかかるため、鍵開けの料金は少し高くなります。

サムターンの種類によっては工具に特殊なアタッチメントを付ける必要があり、対応を行っていない鍵屋もあります。また、サムターンにカバーを付けて防犯対策をしている場合は、サムターン解錠ができません。

【窓から入り開錠】

玄関の鍵をピッキングやサムターン解錠で開けられない場合、部屋の窓を開けて家に入り、玄関を内側から開錠します。 

窓の隙間からクレセントオープナーという工具を入れて開けられる場合は、窓も鍵も傷つけずに開錠が可能です。

しかし、人が侵入できる窓がなかったり、窓に防犯対策の補助錠を付けていたりすると使えない手法です。また、アパートやマンションの2階以上の部屋では、別料金がかかる場合もあります。

【鍵を壊す】

ピッキングやサムターン解錠、窓からの侵入が不可能な場合は、鍵を壊して開錠します。開錠後には錠前の交換が必要で、料金は高額になりがちです。最終的な手法だと考えておきましょう。 

費用相場は約15,000~50,000円程度ですが、必要な修理や部品によってはより高くなる可能性もあります。 

鍵開けの費用を安く抑えるためのポイント

鍵開けの料金は大きな出費になりがちですが、工夫すれば料金を安く抑えられるかもしれません。費用を抑えるためのポイントを紹介します。 

複数の鍵開け業者から見積もりを取る

複数の業者に見積もりしてもらう「相見積もり」は、費用を抑えるために有効な方法です。いくつかの見積もりを比較することで、かかる費用や作業内容、サービスの良さなどが明確になります。 

他社の相場から明らかに離れた見積もりを提示してくる業者は選択肢から外せるため、適正価格で鍵開けを受けることにもつながります。

火災保険や自動車保険が適用できないか確認する

火災保険や自動車保険に、日常生活をサポートするサービスとして、鍵開けのサービスが付いている場合があります。適用できる保険がないか確認してみましょう。

賃貸物件なら大家さんや管理会社にまず連絡する

賃貸物件の場合は、まずは大家さんや管理会社に連絡をしてください。鍵業者に鍵開けを頼まなくても、スペアキーやマスターキーで開錠してもらえるかもしれません。

また、業者や対処方法が決められている場合もあり、許可なく鍵の修理やスペアキーの作成を行うと、トラブルに発展する可能性があります。賃貸物件の鍵が開かなくなった場合は、まず大家さんや管理会社に連絡をして指示を仰ぎましょう。

緊急でなければ日中の時間帯に依頼する

前述のとおり、早朝や深夜の作業には追加料金がかかる場合があります。緊急でなければ中の時間帯に依頼すると費用を安く抑えられるでしょう。

要注意!鍵開けのぼったくり業者を見分ける方法

残念なことに、鍵開けの費用を不正にかさましする悪質な業者も存在し、トラブルが発生しています。下記に挙げる、ぼったくり業者を見分ける方法を確認し、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。

Webサイトに料金体系や会社情報が明記されているか

料金体系や会社情報がWebサイトに明記されていない場合は、注意が必要です。会社の所在地として架空の住所が書かれているケースもあります。トラブルの発生時を想定して、問い合わせ先が確かであることを確認しましょう。

電話での概算見積もりに明確に答えてくれるか

ぼったくり業者は料金説明をせずに作業開始をしたがります。作業に取り掛かれば断りにくくなり、鍵開けが成功すればそのまま支払いに進めるからです。

電話での概算見積もりに明確に答えてくれない、細かいヒアリングを行わずに現場に向かおうとするなどの様子があれば、疑ったほうがよいでしょう。

まとめ

鍵開け業者に開錠を依頼すると費用がかかりますが、鍵の種類や状況に合わせて迅速な対応をしてもらえます。料金を安く抑えたい場合は、相見積もりを取ったり、追加料金がかかる時間帯を避けたりと工夫しましょう。

また、悪質なぼったくり業者には注意が必要です。会社情報の明記があるか、丁寧に見積もりを説明してくれるかなどを確認しながら、信頼できる鍵開け業者を探しましょう。

執筆年月日:2025年9月
※内容は2025年9月時点の情報です。法律や制度は改正する場合があります。

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