アルコールを使ったカビ対策|効果や掃除のやり方を紹介

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アルコールを使ったカビ対策|効果や掃除のやり方を紹介

お風呂やエアコン、窓や壁など家中を見渡してみると、カビはいつの間にか広がっています。放っておくと見た目が悪くなるだけでなく体への影響も心配されるため、早めに除去したいものです。

コロナ禍以降、私たちの身近になったアルコールは、手指の殺菌や身の回りの除菌だけでなく、カビ表面の除去や繁殖の予防にも効果的です。ここでは、安心安全なアルコールを使った手軽なカビ対策の方法を紹介します。

アルコールによるカビ対策の効果

 

アルコールがどのような働きをしてカビ対策に効果を発揮するのでしょうか、使用するアルコール濃度は関係してくるのでしょうか、詳しくみていきます。

カビへのアルコールの働き

アルコールの主成分であるエタノールには、細菌やウイルスの膜を壊し活動を抑える、殺菌や除菌の働きがあります。この働きはカビにも同じように作用し、カビの胞子や菌糸の表面を攻撃し、カビの除去や繁殖の予防に役立ちます。

カビは素材に根を張るように繁殖していきますが、アルコールは表面のカビにしか届かないため、白カビや表面的な軽度のカビには効果が期待できる一方で、ゴムパッキンに見られるような根深い黒カビにはやや不向きです。

効果的なアルコール濃度

カビ対策に使うアルコールは、濃度が高ければいいというわけではありません。カビ対策に効果的なのは、濃度70〜80%の「消毒用エタノール」と表記されたアルコールです。カビの表面にしっかりとどまり効果を発揮します。

一方、無水エタノールといわれる濃度100%のアルコールは、揮発性が高すぎるため、カビの表面にとどまる前に蒸発してしまいます。カビ対策に使用する場合は精製水で薄めて使用しましょう。

アルコールを使ったカビ掃除のメリット

アルコールを使ったカビ掃除にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは3つ紹介します。

様々な場所に使用できる

アルコールは揮発性が高く水分が残りにくいため、木材や畳、壁などの水に弱い素材にも比較的安心して使えます。それほど神経質にならずに、手軽に使える点が大きなメリットです。

ただし、革製品などのデリケートな素材は変色や傷みの原因になる可能性もあるため、目立たない場所で確認してから使用すると安心です。

安全にカビ取りや予防ができる

市販のカビ取り剤には、刺激や毒性が強く扱いに注意が必要なものもありますが、アルコールは医療現場でも使われているように安全性が高く、家庭でも安心して使用できます。

使用した後はすぐに乾くため、誤って子どもやペットが口にしてしまう可能性も少なく、日常的に不安なく使えるのが大きな魅力です。

手軽に掃除ができる

アルコールを使ったカビ掃除は、準備するものも少なく手軽に取り組めます。手順も簡単で、アルコールを湿らせた布でカビの部分をさっと拭くだけでよく、基本的に二度拭きの必要はありません。

すぐに蒸発してしまうため、拭いた後も乾きやすいので時間がかかりません。忙しい毎日でも時間を取られずに、負担なくカビ対策を始められるのもメリットです。

アルコールを使ったカビ掃除のやり方

 

具体的に、アルコールを使ったカビ掃除のやり方を紹介します。準備するものや手順を参考にカビの気になるところに試してみてください。

アルコールを使用したカビ取りに必要なもの

用意するものはこちらです。

  • 消毒用エタノール
  • スプレーボトル
  • 布やキッチンペーパー
  • マスク
  • ゴム手袋

消毒用エタノールはスプレータイプがそのまま使えて便利です。なければスプレーボトルに詰め替えて使用しましょう。無水エタノール(濃度100%)を使用する場合には、精製水で濃度70〜80%に薄めてスプレーボトルにいれます。肌の弱い方は手袋を準備しておくと安心です。

全てドラッグストアで簡単に購入できるため、常備しておくと思い立った時にすぐにはじめられて便利です。

アルコールでのカビ取りの手順

アルコールでのカビ取りは手順も簡単です。まずはマスクを着用し、部屋の窓を開けて換気をしっかりとします。

消毒用エタノールを布に染み込ませ、カビの気になる部分をやさしく拭き取ります。この時、カビの部分に直接スプレーをすると目に見えないカビの胞子が舞うおそれがあるため注意します。

拭いた後はそのままにして乾燥させましょう。

落ちにくい場合は、素材を傷つけないよう注意しながらメラミンスポンジや歯ブラシで軽くこすると効果的です。

【場所別】アルコールを使ったカビ掃除の例

家の中にはさまざまな場所にカビが潜んでいます。基本的な手順は同じですが、発生場所によって効果的な掃除方法も違うため、場所別に詳しいカビ掃除の例をご紹介します。

壁や窓

壁や窓は結露によって湿気がこもりやすく、カビの発生しやすい場所です。カビを見つけたら、アルコールを染み込ませた布で壁や窓を拭き取ります。

特に、窓のサッシは汚れがたまりやすくカビが大好きな場所です。最初は目立たなくても、知らぬ間にじわじわと広がっていくので早めに除去することが大切です。アルコールでの拭き掃除を習慣づけると、繁殖の予防につながります

畳のカビは、日当たりの悪い場所や家具の下などに発生します。

表面を軽く水拭きして畳の汚れを取り除いてから、カビの部分にアルコールをスプレーします。完全に乾いたら布でやさしく拭き取ります。

畳の目に入り込んだカビは、歯ブラシなどでかき出すと効果的です。最後は、風通しをよくしてしっかり乾燥させましょう。

木材

ベッドや棚などの木材のカビは、ホコリや汚れを布で拭き取ってから、カビのある部分とその周辺にアルコールをスプレーします。湿っていると再発しやすくなるので、しっかりと乾かしてから、元の位置に戻しましょう。

木材にアルコールをスプレーするとシミになる場合があるため、事前に目立たない場所で確認しておくと安心です。

観葉植物

観葉植物の白カビは、鉢のまわりや土の表面に多く発生します。鉢はアルコールを染み込ませた布で拭き、土の白カビはスプーンなどで削り取ります。葉や茎にカビがついている場合は、無理に拭き取らずに傷んだ部分を切り取ると安心です。

日当たりがよく風通しのよい場所に置いて乾燥させることで、再発の防止につながります。

革製品

収納の奥に眠っているバッグや靴などの革製品は、カビが生えている可能性があります。

革製品はデリケートな素材の為、アルコールは使用せずに基本は固く絞った布で優しく拭き、陰干しでしっかり乾燥させる方法がおすすめです

合成皮革は本革より耐久性があるため、少量のアルコールを布に含ませて拭き取りが可能です。心配な場合には、目立たない場所で試してから使用しましょう。

エアコン

エアコンもカビの存在が気になる場所のひとつです。吹き出し口にカビを見つけたら、アルコールを染み込ませた布で丁寧に拭き取ります。

エアコン内部のカビは、放置するとカビ胞子が部屋中に広がり健康被害の原因にもなります。内部の掃除には分解が必要な場合もあり、故障の原因になるため信頼できる専門業者に依頼すると安心です。

お風呂

お風呂のカビは、布にアルコールを染み込ませて、カビの気になる場所を拭き取ります。その後さらにスプレーすると、繁殖の予防にもなり効果的です。パッキンの黒カビの色が気になる時は、メラミンスポンジやブラシでやさしくこするとよいでしょう。

どうしても取れない場合は、市販のカビ取り剤の使用をおすすめします。

アルコールを使用してカビ取りをする際の注意点

アルコールを使用したカビ掃除は手軽に行えるのがメリットですが、使い方を間違えると思わぬ事故を招くことにもなりかねません。安全に使うための注意点を確認しておきましょう。

使用時の換気をしっかり行う

アルコールは揮発性が高いため、何度もスプレーしていると室内に臭いがこもります。長時間吸い込むと、人によっては頭痛など具合が悪くなる可能性もあります。掃除を始める前には必ず窓を開け、換気扇を回すなどして空気の通りをよくしましょう。

特に、トイレやクローゼットなど、空気がこもりやすい場所では十分に換気をしてから作業することが重要です。

火気の近くで使用しない

アルコールは、火源があると引火するおそれがあります。使用する近くでは、ガスコンロやストーブの使用、喫煙は控えます。

キッチンまわりで使う場合は、火が完全に消えた状態か確認してから始め、アルコール使用後もしばらくは火を使わないようにしましょう。心配な場合は、アルコール以外の掃除方法を選ぶと安心です。

素材への影響を確認する

アルコールは、さまざまな場所に使用できますが、素材によっては注意が必要な場合もあります。きれいにしたいつもりが、逆に傷や変色をつくってしまっては本末転倒です。

掃除を始める前に、目立たない場所で素材への影響を確認しましょう。思い入れのある物ほど慎重に扱うことが必要です。

目や口にはいらないようにする

アルコールをスプレーすると細かい飛沫が空気中に飛び散るため、目や口に入る可能性があります。掃除中は手で顔を触らないようマスクやゴム手袋を着用するとより安心です。

小さな子どもがいる家庭では、誤って口にしないよう使い終わった布やスプレー容器は手の届かない場所にしっかり保管しましょう。

アルコール以外のカビ対策の方法

カビ対策にはアルコールを使用する以外にも方法があります。

市販のカビ取り剤には、お酢をもとに開発された肌にやさしい乳酸系のカビ取り剤や、黒カビを根本的に除去する塩素系漂白剤など、用途にあわせてさまざまな種類があります。カビの種類や発生場所に合わせて使い分けるとよいでしょう。

また、カビが広範囲に渡り自分で取りきれない場合や、時間や手間をかけたくない時には、信頼できる専門業者に依頼するのもひとつの選択です。無理のない方法でカビ対策をしていきましょう。

日頃からできるカビ予防

 

カビを防ぐには、湿気がたまらないように環境を整えることがポイントです。例えば、お風呂ではこまめな換気をしたり、洗濯物の室内干しはなるべく避けたり、押し入れや家具の下にすのこを敷いたりすると、空気が循環し湿気がたまりにくくなります。

そして、カビを見つけたらすぐに拭き取りをする些細な心がけも大切です。日頃のちょっとした習慣がカビの繁殖予防になり、清潔で気持ちのよい空間を保つことに繋がるでしょう。

まとめ

アルコールを使ったカビ掃除は、手軽で安全に始められる方法です。カビを見つけたら、広がる前に本記事を参考にしながら掃除を行いましょう。

手に負えない広範囲にわたるカビは、無理をせず専門業者への依頼を検討すると安心です。カビを除去した後は、日頃からカビ予防の習慣を心がけ、毎日を気持ちよく過ごしましょう。

執筆年月日:2025年6月

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