【2025年度版(2026年継続決定)】窓のリノベ補助金を徹底解説!玄関ドアもまとめてお得な方法とは

窓の結露や隙間風にお悩みの方に朗報です。窓リノベ補助金を活用すれば、リフォーム費用を大幅に削減できるでしょう。
この記事では、補助金の詳細や申請方法を徹底解説します。さらに、玄関ドアの交換にも適用できるため、窓とまとめて工事することで、より効率的でお得にリフォームする方法もご紹介します。
窓リフォームで使える補助金「先進的窓リノベ2025事業」とは
窓リフォームで使える「先進的窓リノベ2025事業」の内容や事業期間、さらには注意点を紹介します。
なお、当該事業は2026年度も継続実施が決定しているため、2026年度版の最新情報は下記をご参考ください。
参考:断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)について|環境省
先進的窓リノベ2025事業について
2024年に好評を博した国の補助金制度が、「先進的窓リノベ2025事業」として2025年度も継続実施されています。
この事業は、既存住宅の省エネ化を推進し、エネルギー費用の負担軽減と住まいの快適性向上をめざすものです。高性能な断熱窓への改修を促すことで、2030年度における家庭部門からのCO2排出量66%削減という目標達成にも貢献します。
予算は1,350億円(2024年度補正予算)と大規模なため、多くのご家庭が利用できるチャンスとなっています。
補助金の対象となるのは、戸建て・共同住宅を問わず、既存住宅における開口部の断熱性能を向上させるリフォームです。ただし、過去に同事業で補助金を受けた開口部は対象外となりますのでご注意ください。
参考:先進的窓リノベ2025事業【公式】|住宅省エネ2025キャンペーン
事業期間と注意点
2025年度は交付申請の予約受付が2025年11月14日まで、2026年度は遅くとも2026年12月末までとなっています。ただし、予算には上限があるため、期限前に受付が終了する場合があります。
窓リフォームをご検討中の方は、この機会を逃さないよう、早めの情報収集と計画準備をしましょう。
「先進的窓リノベ2025事業」の対象工事と補助金額シミュレーション
窓リフォームにはいくつかの方法があり、それぞれが補助金の対象となります。どの方法を選ぶかは、お住まいの状況やご予算によって異なります。なお、補助対象となる窓は、事業の性能要件を満たすことが確認された製品に限られます。
対象となる工事
1. 内窓設置
既存の窓の内側に、もう1つ窓を取り付ける工事です。工事が比較的簡単で短期間で完了します。二重窓になることで断熱性はもちろん、防音性や防犯性も高められるのが大きな特徴です。
2. 外窓交換
既存の窓を断熱性の高い新しい窓に交換する工事です。「カバー工法」と「はつり工法」があり、窓枠ごと交換するため、結露対策やデザインの変更にも対応できます。
3. ガラス交換
既存の窓枠はそのままに、ガラス部分だけを高性能なものに交換する工事です。手軽に断熱性を高めたい場合に適しています。
補助金額の目安
補助金額は、製品の性能グレードや窓のサイズによって細かく設定されています。高断熱の製品ほど、多くの補助金を受け取れます。
【内窓設置の場合(1製品あたり)】
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性能区分 |
大サイズ(2.8㎡以上) |
中サイズ(1.6~2.8㎡未満) |
小サイズ(0.2~1.6㎡未満) |
|
P(SS)グレード |
106,000円 |
72,000円 |
46,000円 |
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Sグレード |
65,000円 |
44,000円 |
28,000円 |
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Aグレード |
26,000円 |
18,000円 |
12,000円 |
参考:対象工事の詳細【内窓設置】|先進的窓リノベ2025事業【公式】
※外窓交換やガラス交換も補助対象ですが、工法によって補助金額は異なります。
なお、補助金の上限額は一戸あたり200万円です。
シミュレーション例
具体的なリフォーム例で、補助金総額をシミュレーションしてみましょう。
【例1】小規模リフォームの場合
寝室の窓2枚(中サイズ・Sグレード)を内窓に設置:44,000円 × 2枚 = 88,000円
補助金合計:88,000円
【例2】窓と玄関ドアをまとめてリフォームした場合
リビングの大きな窓1枚(大サイズ・P(SS)グレード)を内窓に設置:106,000円
寝室の窓2枚(中サイズ・Sグレード)を内窓に設置:44,000円 × 2枚 = 88,000円
玄関ドア(中サイズ・Sグレード)を交換:110,000円
補助金合計:304,000円
このように、複数の窓と玄関ドアをまとめてリフォームすることで、30万円以上の補助金を受け取れる場合があります。
【朗報】玄関ドアも「先進的窓リノベ2025事業」補助金の対象!
窓のリフォームをご検討中の方に、もう1つ嬉しいお知らせがあります。2025年度の補助金事業では、玄関ドアの交換も補助対象に含まれています。
ただし、重要な条件として、「他の窓工事と同一の契約であり、同時に申請する場合のみ」本事業の補助対象となります。
窓だけでなく、玄関ドアも家の熱の出入りが激しい場所です。断熱性能の高いドアに交換することで、玄関からの冷気侵入を防ぎ、家全体の暖かさを保てます。
対象となる玄関ドア
補助金の対象となるのは、一定の断熱性能基準を満たした玄関ドアです。「カバー工法」と「はつり工法」の2つの工法が補助対象となります。
カバー工法は、既存の枠の上に新しいドア枠をかぶせて交換する工事です。壁の解体が不要なため、1日で工事が完了することも多く、費用や工期を抑えられるメリットがあります。
はつり工法は、既存のドア枠を撤去して新しいドア枠を取り付ける工事です。ドア枠ごと交換するため、開口部のサイズ変更やデザインの大幅な変更にも対応できます。
補助金額の目安
【ドア交換(カバー工法)の場合(1製品あたり)】
|
性能区分 |
大サイズ(2.8㎡以上) |
中サイズ(1.6~2.8㎡未満) |
小サイズ(0.2~1.6㎡未満) |
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P(SS)グレード |
220,000円 |
163,000円 |
109,000円 |
|
Sグレード |
149,000円 |
110,000円 |
74,000円 |
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Aグレード |
117,000円 |
87,000円 |
58,000円 |
参考:対象工事の詳細【ドア交換(カバー工法)】|先進的窓リノベ2025事業【公式】
補助金額は、ドアの性能グレードとサイズによって決まります。カバー工法、はつり工法があり、補助金額は異なるので注意が必要です。
窓と玄関ドアをまとめてリフォームする3つのメリット
補助金を賢く利用すれば、一度の工事で家全体の快適性を高められます。窓と玄関ドアは、どちらも家の断熱性に大きく影響する開口部です。これらをまとめてリフォームすることで、多くの相乗効果が生まれます。
メリット1:断熱性能の最大化
家の中で最も熱の出入りが多いのは窓、次いで玄関ドアです。窓と玄関ドアをまとめて高断熱仕様にすることで、家全体の断熱性が飛躍的に向上します。
これにより、暖房を付けてもなかなか暖まらなかったリビングが快適な空間に変わるだけでなく、廊下や玄関周りの冷えも解消され、ヒートショックのリスクを減らせるでしょう。
メリット2:補助金の活用で費用を大幅削減
窓と玄関ドアそれぞれで補助金が支給されるため、単独でリフォームするよりも総額で大きな補助金を受け取れる場合があります。工事費用全体の負担を大幅に減らせる点が大きな魅力です。
複数のリフォームを同時に行うことで、補助金を最大限に活用し、賢く家をリフォームできるのです。
メリット3:工事の手間を削減
窓と玄関ドアのリフォームを一度の工事で済ませることで、業者とのやり取りや打ち合わせ、工事の立ち合いを一度で終えられます。別々に依頼するよりも、時間と手間を大幅に節約でき、スムーズなリフォームが期待できます。
補助金申請の具体的な流れと業者選びのポイント
補助金申請は登録事業者を通じて行うため、信頼できる業者選びが最も重要です。この補助金は個人で直接申請できません。工事を依頼するリフォーム事業者が事務局に「登録事業者」として登録し、お客さまに代わって交付申請等の手続きを行います。
申請の流れ
窓と玄関ドアのリフォーム計画から補助金受給までの一般的な流れは、以下の通りです。
1. 登録事業者を選ぶ
まずは、補助金制度の情報が豊富で、申請実績のある登録事業者に相談します。
2. リフォームプランの相談・決定
業者と打ち合わせを行い、補助金の対象となる製品を選定します。この際、複数の窓や玄関ドアの性能をどのように組み合わせるか、専門家と相談しながら決めるのが良いでしょう。
3. 工事請負契約の締結
補助金の利用を前提とした契約を締結します。契約書に補助金の内容が明記されているか確認することが大切です。
4. 業者による補助金申請
工事着手前に、業者が補助金の交付申請を行います。
5. 工事完了と実績報告
工事完了後、業者が工事の完了実績を事務局に報告します。
6. 補助金受給
申請が承認されると、補助金が振り込まれます。
業者選びのポイント
スムーズな補助金申請とリフォーム成功のためには、信頼できる業者を選ぶことが不可欠です。
最新の補助金制度や申請手続きに詳しく、過去の申請実績が豊富な業者であれば安心して任せられます。見積もりの段階で補助金額を含めた内訳が明確に示され、実質負担額をわかりやすく説明してくれるかも重要なポイントです。
また、窓と玄関ドア両方のリフォームを得意とする業者なら、一度の相談で総合的な提案を受けられるため、まとめてリフォームする際に効率的です。
国の補助金以外もチェック!お住まいの地域の補助金制度
国の補助金制度に加え、お住まいの自治体独自の補助金も利用できる場合があります。これらの補助金は国の補助金と併用できるケースもあり、さらに費用負担を減らせることがあります。
東京都の独自補助金「クール・ネット東京」の活用
例えば、東京都では、都が設立したクール・ネット東京が実施する「既存住宅における省エネ改修促進事業」があります。これは健康面や快適性向上にもつながる断熱改修を促進する事業です。
特徴として、国の補助金と併用が可能であること、そして「断熱+防犯窓」への改修には上限130万円(一戸建ての場合)に加えて上乗せ支援があり、最大325万円まで助成を受けられる点が挙げられます。この事業の工事対象期間は2025年5月30日以降で、事前申込も同日から受け付けが始まっています。
お住まいの地域で補助金を探す方法
お住まいの地域でどのような補助金制度があるかは、以下の方法で確認できます。
まず、自治体のホームページで調べる方法があります。「〇〇市(お住まいの地域) 窓 リフォーム 補助金」などのキーワードで検索すると、最新の情報が見つかるかもしれません。
また、リフォーム業者に直接相談するのも効果的です。多くのリフォーム業者は地域の補助金制度にも精通しているため、相談する際にお住まいの地域で利用できる制度がないか尋ねてみるとよいでしょう。
補助金がなくても検討したい!窓・玄関ドアリフォームの価値
補助金抜きにしても、窓と玄関ドアのリフォームは長期的なメリットが非常に大きい投資です。
窓をリフォームすることで、断熱性が向上し結露やカビの発生を防げます。また、部屋間の温度差が小さくなりヒートショックのリスクを軽減できるほか、防音効果や防犯性の向上も期待できます。
玄関ドアは家の「顔」です。デザイン性の高いドアに交換すれば外観が一新され、最新の鍵や電子錠で防犯性も高められます。窓と同様に断熱性能も向上するため、年間の冷暖房費削減にもつながります。
断熱性能が向上すれば、冷暖房の効率が改善され、毎月の光熱費を節約できます。長期的に見れば、これらの削減効果は補助金という一時的な恩恵を上回る価値があると言えるでしょう。
まとめ
2025年度の窓リノベ補助金は、光熱費削減と快適な住まい実現の強い味方です。この補助金は玄関ドアにも適用されるため、窓とまとめてリフォームすれば、費用を抑えながら家全体の性能を一気に向上できます。
補助金制度に精通した信頼できる業者への相談が、スムーズなリフォーム成功の鍵です。この機会に、快適で安心な住まいを手に入れる第一歩を踏み出しましょう。
執筆年月日:2025年10月
※内容は2025年10月時点の情報です。法律や制度は改正する場合があります。
