噛み癖や歯の高さ・大きさ・数などで生じる咬み合せの異常によって起きると考えられており、その症状は歯科領域以外に多く現れます。
●例えば、冠/かぶせ物（クラウン・入れ歯・ブリッジ・インプラント等の補綴物）を入れたり、歯を削られすぎたりした為に、うまく噛めなかったり、顎が安定しない、頭痛がする、腰痛がある、足元がふらつく、精神的にイライラするなどの症状を訴える方が増えています。

又、今までの生活の中で生じた咬み合せの異常により頭の重心が変化し起こる脊椎のゆがみは、椎間板の変形圧迫などに繋がって領域下の神経伝達障害などを起こし、手足の運動や知覚障害を発生させると考えられています。
こうした症状は咬み合せの悪さが原因であり、身体にいろいろ影響を及ぼしますが、治療によって健康を取り戻す事が出来ます。それを改善していくのが咬合治療です。

顎関節症（がくかんせつしょう）
顎関節症とは口を開閉したり物を噛む際に、口が開けずらかったり、口を開ける際に痛みや雑音を伴う違和感を感じたりする症状の総称です。
この原因は様々で、歯ぎしり・うつぶせ・硬いものの食べ過ぎ・不正咬合などが原因になることがあり、顎の痛みだけではなく、頭痛や腰痛・顔のゆがみなども引き起こします。
当院では、整った診療器具と専門技術を持ち診療に当たっています。

当医院では院内感染予防対策として、給水ユニット内、ユニット吐水の残留塩素濃度を正確に保ち、衛生的な歯科除菌水で連続殺菌治療を可能にした装置を導入し、その装置から生成される高濃度の中性酸性水である「エピオスウォーター」を院内のコップ水から手洗い水、器具の洗浄に使用し、口腔内の殺菌や治療から使用器具の消毒を行っています。

「エピオスウォーター」は、高純度の塩と超純水だけを電気分解して生成される電解機能水で、安全で安心であり、ほとんどすべての細菌・ウイルス（MRSA、肝炎、エイズなど）を殺菌します。また、「エピオスウォーター」は口腔内の汚れ（タンパク質）の除去を行うと共に、歯周病菌を活性酸素で死滅させ、最後に次亜塩素酸に口腔内で変化していきます。

口腔内で使用した器具は、使用した度に「エピオスウォーター」で消毒しておりますが、「エピオスウォーター」を使用できないタービン（歯を削る機器）などは一度使用した度にアルコールを使用した高圧蒸気滅菌をしておりますので、安心して治療を受けられます。

シロナソ・アナライジング・システム
下顎運動解析装置
シロナソグラフによる診査・顎運動分析（限界・咀嚼・発語運動解析など）

シロナソグラフは歯に張り付けた磁石と顔に取り付けたセンサーで、コンピューターの分析により、顎の動きが３次元的にわかるようになっており、この記録から顎の動きの良い部分・悪い部分、そしてなぜそのような動きになるのかを診断します。

ＭＦＡ
（マンディブラー・フィックシング・アプライアンス）
当院ではＭＦＡという装置を使用し顎の位置を修正する治療を行っております。
その人固有のあごズレ矯正装置を作成します。これを一定期間、生活に支障のない範囲で口の中へ装着していただきます。
ズレた顎の位置を是正・安定・保持する為の正しい診査・診断をし、全身の健康の為の咬み合せ治療にあたっています。

MGA
(マンディブラー・ガイディング・アプライアンス)
下顎前突（受け口）などの治療に用いるもので、形はMFAと同様の形です。

　　　　　　　　　　　　　口の中に装着している状態　→

歯医者で使用されるレーザー装置は、痛みが出ないようにコントロールして使うことのできる装置です。装置の種類によっては、痛みを少なくする効果がある物もあり、歯科治療に用いられるレーザー治療は、ほんの一瞬照射されるだけなので、痛みを感じることなく終了します。
●虫歯の予防　●歯周病・知覚過敏症・口内炎の治療