山形県とは？
山形県は日本の東北地方、日本海側に位置する地域です。面積約9,300平方キロメートルの大半は山地が占めています。中央には最上川が流れており、山形県の人口約101万人の多くが川の流域に住んでいることから「母なる川」とも呼ぶようです。

山形県は村山地方・最上地方・置賜地方・庄内地方の4つのエリアで構成されています。気候や文化がエリアごとに異なり、日本海側は冬でも比較的温暖な一方、内陸側は寒暖の差が激しいことが特徴です。

山形県は鳥海山や月山、蔵王熊野岳など多くの山々に囲まれており、人気の登山エリアです。全市町村に湧き出る温泉など、多くの観光資源に恵まれた山形県のおすすめスポットを3つ紹介します。

銀山温泉：木造建築の温泉旅館が銀山川の両岸に立ち並ぶ、ノスタルジックな雰囲気に包まれた温泉街です。食べ歩きスポットや見どころも多くあります。

山寺（宝珠山立石寺）：名句にも詠まれた山寺は、登山口から奥之院まで続く1,015段の長い石段が特徴です。参拝ルートの各所に句碑や史跡があり、美しい景観も望めます。

加茂水族館：庄内地方の淡水魚や海水魚、アシカやアザラシのほか、クラゲドリーム館として常時約80種類ものクラゲを見ることができます。毎月開催されているコンサートや有料のバックヤードツアーなどのイベントも魅力のひとつです。

経済や産業面では、果樹の生産が盛んにおこなわれています。山形ブランドの米や酒・畜産物のほか、多くの伝統的な工芸品づくりも受け継がれている地域です。近年ではバイオテクノロジー研究施設を誘致し、バイオ分野での研究開発を通したビジネスにも力を入れています。

山形県の伝統的な文化のひとつに、芋煮会があります。9月中旬に直径6.5ｍの大鍋を使っておこなわれる芋煮会は、山形県の秋の風物詩といえるでしょう。春の天童桜まつり、夏の山形花笠まつり、冬の上杉雪灯篭まつりなど、季節ごとの行事も見どころです。

山形県では、物件探しや暮らし体験など、移住支援に力を入れています。子育て支援も充実しており、自然に囲まれて過ごしたい子育て世帯は嬉しい環境です。

観光地としての側面が強い山形県ですが、学校教育の充実や先端技術の活用による産業の活性化といった施策を打ち出しており、今後の発展にも期待が持てます。


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掲載情報は2024年11月14日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。