徳島県とは？
徳島県は四国の東部に位置し、北は香川県、南は高知県、西は愛媛県に隣接する県です。県東側は太平洋と面して淡路島と大鳴門橋でつながっており、本州から車で移動する際の四国の玄関口にもなっています。

人口は約69万人で、およそ3分の1の約25万人が徳島県に住んでいます。約4,147平方キロメートルの面積のうち約8割を山地が占め、豊かな自然と温暖な気候が人々を魅了してやみません。

徳島県は、県庁所在地である徳島市や大鳴門橋を渡ってすぐの鳴門市などがある「東部」、太平洋に面した美しい海岸線が魅力の「南部」、1,000メートルを超える山などスケールの大きな山々や峡谷が広がる「西部」の3つのエリアに分かれています。

それでは、徳島県の伝統芸能や有名スポットを3つご紹介しましょう。

・阿波おどり：400年以上の歴史を持つとされる徳島県を代表する伝統芸能です。最近では全国各地で阿波おどりが開催されていますが、本場徳島市の阿波おどりには国内外から5日間で100万人以上の観光客が訪れる一大イベントとなっています。
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・鳴門の渦潮：「世界三大潮流」の1つにも数えられる鳴門海峡の潮流。その速さは最大時には時速20km以上にもなり、直径20mを超える渦潮の大きさは世界一とも言われています。「うずしお観潮船」からは渦潮を間近に見ることができます。

・祖谷のかずら橋：秘境・祖谷に架かる長さ約45m、幅約2mの吊り橋で、かつては深山渓谷地帯の唯一の交通施設でした。シラクチカズラを編んで作られた橋の隙間からは谷底が見え、揺れとともに渡る人にスリルを味わわせます。

自然豊かな徳島県には、日本三大暴れ川の1つ「吉野川」があります。吉野川の上流にある大歩危・小歩危では激流を利用したラフティングが楽しめるほか、那賀川流域ではカヌーの全国大会が開かれるなど、地形を活かしたウォータースポーツが盛んです。また、シーカヤックやサーフィン、スキューバダイビングといったマリンスポーツも人気で、県南部の「竹ヶ島」でのシーカヤック体験ではカラフルな熱帯魚や珊瑚など美しい景観が見られることでしょう。


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