塩谷郡塩谷町とは？
塩谷町（しおやまち）は、栃木県のやや北部に位置し、約176平方キロメートルの面積を有する町です。町域の約6割（※）を山林原野が占め、町内の東側を流れる荒川、西側を流れる鬼怒川や豊かな森林など、美しい自然に恵まれた環境が特徴です。人口は約9千人で、県都宇都宮市や東京へのアクセスも良く、静かな暮らしと利便性が両立しています。塩谷町ウェブサイト

塩谷町では、「暮らしエリア」「森林エリア」「農村エリア」の3つに分けてまちづくりが行われています。暮らしエリアである玉生・船生・大宮地区は、行政や教育、福祉施設が集まる町の主要部です。農村エリアは農地や里山が広がり、四季折々の景色とともに、地域に根ざした暮らしが今も受け継がれています。

塩谷町では、その豊富な水資源を活かした農業が盛んで、米やトマト、ニラなどが生産されています。町内の優れた農林水産物と商品は「しおやブランド」として認定され、地元の農産物直売所などで購入可能です。近年は新規就農者への支援にも力を入れており、実地研修に加えて農畜産物の販売や税務などの経営指導も行っています。

ここからは、塩谷町のスポットを見ていきましょう。

【塩谷郡塩谷町のスポット紹介】
尚仁沢名水パーク：塩谷町が誇る名水「尚仁沢湧水」に気軽に触れられる公園です。尚仁沢湧水は水環境保全状況が極めて優良と評価され、1985年に環境省の「名水百選」に選ばれました。源泉からの湧水を汲めるスポットとして、県内外から大勢の人たちが訪れます。

佐貫石仏：鬼怒川沿岸にそびえ立つ一大岩塊です。高さは約64メートルで、岩面にある大日如来磨崖仏は、弘法大師が一夜で彫ったと伝えられています。岩の上部にある奥の院大悲窟には宝物が納められており、2015年には136年ぶりにご開帳が行われ、話題となりました。

自然休養村センター：大平崎公園内にある滞在型レジャー施設で、町の自然を身近に体験できるスポットとして親しまれています。野外ステージや多目的グラウンド、宿泊施設が整備され、野外炊事場からは周辺の田園風景を一望できます。

塩谷町は、美しい自然とゆったりとした暮らしが調和した町です。東京から電車とバスで約3時間、車なら約2時間半と都市からのアクセスにも優れています。塩谷町では、今後も豊かな自然や地域資源を生かしながら、住みよいまちづくりが進められていくことでしょう。


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掲載情報は2025年7月29日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。