唐津市とは？
佐賀県北西部に位置する唐津市は、人口約11万人、面積約487.6平方キロメートルを有する地域です。自然豊かな風景を望める虹の松原や、素朴ながら力強さを感じさせる味わいが特徴の陶磁器・唐津焼があることで知られています。（※唐津焼は唐津焼協同組合の登録商標です）

唐津市を構成する地域は、中央地域、東部地域、南部地域、西部地域、北部地域の5つです。沿岸部の海岸線や景観が美しい中央地域、農業や畜産が盛んな西部地域など、各エリアでさまざまな魅力を持っています。

唐津市は以下のようなスポットで知られています。

唐津城：豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として築いた名護屋城を、秀吉の家臣・寺沢志摩守広高が新しく城として完成させたお城です。舞鶴城という別名でも知られており、桜や藤が見られる名所としても認知されています。

虹の松原：唐津湾に沿って連なる松が、虹の弧のようで美しい松原です。日本三大松原のひとつで、国の特別名勝にも指定されています。不思議な伝説が数々ある場所としても有名です。

七ツ釜：国の天然記念物に指定されている、玄界灘の荒波にもまれ削り取られてできた景勝地です。断崖が深く削られており、7つの洞窟が並ぶ様子は、自然の荒々しさを感じ取れます。

唐津焼は、唐津市の伝統工芸品として名を馳せています。過去には、焼き物を総称して「からつもの」と呼ぶほど西日本に浸透しました。茶道においては、茶人に愛用される茶器としての地位を築き上げています。

美容・健康産業では唐津コスメティック構想を掲げ、地産素材の活用や研究場所の提供、人材育成などに注力しています。

農業面では、山や海などの自然の恵みを活かした農作物が生産されているのが特徴です。なかでも畑作が盛んな上場台地では、施設園芸やたまねぎ、葉たばこが生産されていることで知られています。茶畑や果樹栽培も活発で、唐津茶は市の特産品です。

生活環境においては、福岡を含めた他県への交通利便性に優れています。山と海の両方の自然に触れられ、食べ物がおいしいことも魅力です。

静かな雰囲気やきれいな街並みは、落ち着いて暮らすのに適しています。災害も少なく、長期にわたって住みやすい環境が整っているといえるでしょう。自然・歴史・文化に囲まれ、安心して暮らせる、訪れられる街として選ばれるべく、成長を続けている地域です。


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