東大阪市とは？
大阪府東大阪市は、西は大阪市、東は奈良県に隣接し、生駒山系に囲まれた面積約62平方キロメートルのエリアです。約48万人が暮らす東大阪市の人口規模は、大阪市、堺市に次いで府内第3位で、中核都市として発展を続けています。

東大阪市は「ラグビーのまち」、「モノづくりのまち」として全国的に有名な地域です。また、市内には4つの大学をはじめとする多くの学校があり、若く力強いエネルギーに溢れるまちでもあります。

歴史的資産や生駒山系の豊かな自然にも恵まれており、おでかけスポットも魅力的です。特に有名な3つのスポットをご紹介します。

石切劔箭神社：「石切さん」「でんぼの神様」の愛称で親しまれている神社です。お百度参りが特に知られ、各地から多くの参拝者が訪れるスポットです。

生駒山：東大阪市と奈良県にまたがる生駒山には、周辺地域からたくさんの人が訪れます。生駒山山頂には生駒山上遊園地があり、ハイキングコースは9コースと、子どもから大人まで幅広い年代が楽しめる憩いの山です。

司馬遼太郎記念館：国民的歴史小説家である司馬遼太郎の記念館で、司馬遼太郎の自宅に隣接し、安藤忠雄氏によって設計されました。高さ11メートルに及ぶ大書架は約2万冊の蔵書が並ぶ、司馬遼太郎の精神を感じられる空間です。

東大阪市は日本有数の「モノづくりのまち」であり、製造業の事業所数は全国でも上位に入ります。高い技術力を持つ中小企業が多く、昔から東大阪市の地域経済を支えてきました。モノづくりの原点は、河内木綿、鋳物、伸線業にありますが、現在では、日常に欠かせない技術から世界的な先端技術まで、多種多様なモノづくりの企業が集積しています。近年は、東大阪市の魅力発信のために、モノづくりの世界を身近に感じてもらえるような観光イベントも開催されています。

文化面においては、通称「花園」と呼ばれる「花園ラグビー場」が、東大阪市のシンボルと言えるでしょう。1929年に開場した日本初のラグビー専用グラウンドで、全国高等学校ラグビーフットボール大会や、2019年のラグビーワールドカップの試合会場として活用されてきました。今後も、日本のラグビー文化の聖地としてさらなる活躍を期待されています。（※ラグビーワールドカップはラグビー　ワールド　カップ　リミテッドの登録商標です。）

26ヵ所の鉄道駅がある東大阪市は、京都、神戸、奈良へ1時間以内でアクセスが可能です。阪神高速道路や近畿自動車道の出入り口も多数あり、利便性の高さがうかがえます。また、妊婦健診費用の助成や産後のサポートが手厚く、子育て支援センターが7カ所あるなど、安心して子育てができるまちだと言えるでしょう。

東大阪市はこれからも市の魅力を国内外に発信し、市民が住みたくなるまち、訪れたくなるまちとしてさらなる発展が期待されています。


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掲載情報は2024年12月3日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。