赤磐市とは？
赤磐市は、岡山県の南東部に位置する、人口約45,000人、総面積約210平方キロメートルの市です。2005年に4町が合併して誕生し、県庁所在地である岡山市と隣接していることからベッドタウンとしての役割も担っています。

赤磐市は、大きく4つのエリアで構成されています。岡山市に隣接している「山陽地域」、市の中央は、数多くの神社が立地する「赤坂地域」、古墳や史跡が存在する「熊山地域」、多くの村が合併してできた「吉井地域」など各エリアでさまざまな特徴があります。

それでは、赤磐市の有名スポットを見てみましょう。

吉井城山公園：岡山県三大河川のひとつ「吉井川」のほとりにある城址公園です。山頂では、城型展望台から中国山地を眺望できます。大型竪穴遺構が復元されており、人々から親しまれています。

吉井竜天オートキャンプ場：緑豊かな吉備高原に位置する高原型キャンプ場です。炊事場、キャンプサイトをはじめコテージもあります。隣接する竜天天文台公園では、反射望遠鏡で天体観測ができるのが魅力的です。

熊山英国庭園：小学校の跡地を整備して造られた庭園です。約250種のバラをはじめ四季折々の植物が園内を彩っています。園内には、ホールや陶芸室、木工室などがあり、さまざまなイベントが開催されています。

次に、赤磐市の産業の特徴を見ていきましょう。

赤磐市は、全国的に有名な「白桃」や「水稲」の生産が盛んです。農業試験場や農業大学校も立地しており、農業は市の基幹産業と言えるでしょう。また、岡山市に隣接する好条件もあって市内の工業団地には数多くの企業が集まっています。

赤磐市は、両宮山古墳や熊山遺跡をはじめとする文化財の宝庫でもあります。中でも両宮山古墳は、岡山県内の三大古墳の1つとして数えられ、国史跡にも指定されるほどです。

豊かな文化遺産と自然に恵まれた赤磐市は、子育て支援にも力を入れており、今後ますます発展が期待できるエリアであると言えます。


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