大分県とは？
大分県は、九州の北東部に位置する県です。県庁所在地は大分市、人口は約108万人、面積は約6,340平方キロメートルです。

大分県には、別府市や中津市など全部で18の市町村があります。

それではまず、大分県の有名なスポットを紹介します。

べっぷ地獄めぐり：別府市にある観光施設です。多様な色彩と形態をもつ100度近い温泉の源泉には、それぞれ「地獄」と付く名称があります。全7つの「地獄」の中でも、「海地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」「白池地獄」は国の名勝に指定されています。

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」：大分市にある水族館です。魚類以外に、セイウチ・トド・オットセイなど多くの海獣もいます。また、自然のままの動物の姿を見ることができる、新感覚ビーチ「あそびーち」が隣接しています。

金鱗湖：由布市にある湖です。由布院を代表する観光スポットの1つで、秋から冬の早朝には、朝霧に包まれた幻想的な光景を見ることができます。

ここからは、大分県の産業や文化などについてみていきましょう。

大分県は、全国有数の温泉地として有名です。温泉の源泉数・湧出量ともに全国1位で、泉質が数多くあるのも特徴です。「日本一のおんせん県おおいた」として、県をあげてPRしています。別府市の「鉄輪（かんなわ）温泉」、由布市の「由布院温泉」をはじめ、多くの温泉が存在します。

農産業においては、かぼすの生産量が全国1位です。毎年約6,000t出荷しており、全国の生産量の9割以上を占めています。

文化面では、豊かな食文化が特徴です。「とり天」「りゅうきゅう」「だんご汁」などを代表とする多くの郷土料理や、ブランド魚として重宝されている「関あじ」「関さば」といった海の幸などがあります。

また、歴史的なものとしては、4つの国宝文化財があるほか、国の重要無形文化財である「小鹿田焼（おんたやき）」という伝統工芸もあります。

大分県は、「日本一のおんせん県」という強みに加え、豊かな食文化や歴史の残る魅力的な県です。


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