新発田市とは？
越後平野の北部に位置する新発田市は、人口約9万人、面積約533平方キロメートルの都市です。海に面した北西部には美しい海岸が広がり、山岳地帯の南東部には国立公園や自然公園があります。城下町の歴史や文化に加えて、山や川など豊かな自然も魅力的な新発田市は「住みよいまち日本一 健康田園文化都市しばた」をめざしており、今後の発展が期待できる都市といえるでしょう。

新発田市は13の地区に分けられます。市庁舎やJR新発田駅など主要施設が集まる本庁地区、1915年に開湯し、全国有数の硫黄含有量を誇る「月岡温泉」がある豊浦地区など、それぞれ異なる特徴をもっています。

次に、新発田市にあるスポットを紹介しましょう。

五十公野公園：陸上競技や球技ができる総合公園です。また公園内にはあやめ園があり、約60万本のあやめが咲き誇ります。

市島邸：約8,000坪の広大な回遊式庭園を有する、江戸時代初期からの豪農の邸宅です。現在では珍しい歪みガラスも残されています。

新発田城：別名「あやめ城」と呼ばれ、日本100名城に選ばれている城です。また国の重要文化財に指定されている「表門」「旧二ノ丸隅櫓」は当時のままの姿を見物できます。春の桜の時期にはぼんぼりが設置され、ライトアップされた中での夜桜を楽しめます。冬に見られる一面の冬景色も圧巻です。

新発田市では農業が盛んで、なかでも米の生産地として知られています。雪解け水や、市内を流れる加治川が育む肥沃な土地に恵まれ、米の生産で有名な新潟県の中でも、良質米の産地といえるでしょう。また、良質な米と豊富な水をいかした地酒作りも盛んに行われています。他にもさまざまな農作物が栽培されており、新潟県オリジナルのイチゴ「越後姫」は、新発田市で始めた栽培された品種です。

文化面では、城下町として栄えた歴史から、歴代藩主が力を入れていた茶道が盛んな地域です。石州流をはじめ、多数の流派があります。市民茶会の歴史も長く、市内の清水園などで定期的に茶会が行われています。


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