加茂市とは？
加茂市は新潟県のほぼ中央に位置する、面積約134平方キロメートル、人口約2万人の市です。市内は、加茂・下条・七谷・須田の4地区に大きく分けられます。

まずは、加茂市の有名なスポットを紹介します。

加茂山公園：加茂山に広がり、市街地に隣接する都市公園です。雪椿の日本一（※）の群生地である「雪椿園」、シマリスに餌やりができる「リス園」、それぞれに趣のある4つの池が連なった「池の端」など、さまざまな見所があります。加茂市役所 ウェブサイト

粟ヶ岳県民休養地：粟ヶ岳の麓に広がる、キャンプ場、炭焼き体験施設、ビジターセンターなどが整備されたスポットです。ダムの水面に映る粟ヶ岳は四季折々の表情をもっており、雄大な自然の中でゆったりと過ごせます。

冬鳥越スキーガーデン：県央エリア唯一（※）のスキー場です。ゲレンデは緩やかな斜面で、Tバーリフトやソリ専用コースもあり、初心者や子どもも安心して遊べます。また、6月と10月にバラが見頃を迎えるほか、日本最大級の花時計や、大正時代の電車「モハ1」をはじめとするレトロな電車の展示もあり、雪のシーズン以外も楽しめます。※出典：公益社団法人 新潟県観光協会 にいがた観光ナビ

ここからは、加茂市の産業や文化についてみていきましょう。

加茂市は、県内でも珍しい複合産業都市です。木工・繊維・電気・機械・金属・皮革・食料品など、それぞれの分野が発展を続けており、伝統産業から先端技術産業まで幅広い企業が立地しています。

古くから「北越の小京都」とも呼ばれていた加茂市の伝統産業には、200年もの伝統のある加茂桐箪笥、加茂紙と建具の技術が融合した加茂屏風、加茂縞という綿織物があります。

加茂市には多くの伝統的な祭りがありますが、なかでも、創建726年の「青海神社」の春季例大祭である「加茂祭」は特に有名です。若者が神輿を担いで神社を出発し、全長約6キロメートル・約4時間の行程をたどる「御神幸式」という行列には、色鮮やかな産衣を着た生後1年程の子どもとその母親も参加します。そのために「乳母祭」という異名もあり、地域にとって大きな意味をもつ祭りです。

加茂市は、古都の趣や伝統を感じながら、雄大な自然の中で心身のリフレッシュもできる、日本らしい魅力が満載のまちといえるでしょう。


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