宮崎県とは？
宮崎県は日本列島の南西、九州の南東に位置しており、北は大分県、西は熊本県、南は鹿児島県に接し、東方は太平洋に面しています。人口は約103万人、県庁所在地は宮崎市で、面積は約7,735平方キロメートルと全国14位の広さを有します。

山岳地帯が多く、森林面積が県土の7割強を占める全国でも有数の森林県です。太平洋の「黒潮」の影響を受けた温暖な気候が特徴であり、日照時間の年間平年値は全国でもトップクラスです。

宮崎県は、「北部エリア」「中部エリア」「西部エリア」「南部エリア」の大きく4つのエリアに分類されます。

「中部エリア」は、宮崎県の中心都市である宮崎市から北に広がる平野部を指します。宮崎空港から中心部までは車で約15分とアクセスが良く、利便性の高い地域です。一方、「北部エリア」は、県の中核都市である延岡市から高千穂・椎葉に広がる山間地域へとつながる自然豊かなエリアで、都市にいながらも自然を感じられる地域です。

次に、宮崎県内の有名スポットを3ヵ所紹介します。

高千穂峡：高さ約80～100メートルもの断崖が約7kmに渡って続く渓谷で、遊歩道やボートからの絶景を楽しめます。県内外から多くの人が訪れる宮崎県を代表する観光スポットです。

青島：豊かな自然に恵まれた周囲1.5kmほどの小さな島で、島全体がパワースポットと言われています。中央に位置する青島神社は縁結びにご利益があると大人気で、島を取り囲む有名な奇岩「鬼の洗濯板」も見どころです。

日南海岸：宮崎市、日南市、串間市の3市にまたがる、約100kmの海岸線です。波上岩や、ビロウ樹、ジャカランダの花など、美しい景観が見られるドライブロードとして人気を博しています。青島、堀切峠、鵜戸神宮、といったさまざまな観光スポットがこの海岸線上に点在していることでも有名です。

宮崎県は、温暖な気候を利用した農業が盛んです。きゅうりやピーマン、椎茸、マンゴーといった野菜・果物などのさまざまな作物が栽培されています。畜産物では、宮崎牛をはじめとする牛・豚・鶏はいずれも日本有数の生産高を誇ります。

また、温暖で雨量が多い気候のため木の育ちが良いことから、林業も盛んです。特に、スギ丸太の素材生産量は1991年から連続して全国1位を誇ります。

宮崎県は、日照時間・平均気温・快晴日数の3項目において全国上位に君臨し、降水量でも全国2位です。その温暖な気候や恵まれた雨量のおかげで、おいしい作物や豊かな自然に囲まれた環境だといえます。

また、宮崎空港から市街地までは車で約15分とアクセスが良く、地価や住宅費用は全国でも安い水準にあり、都市部と比べると生活コストがかからないことも魅力です。宮崎県は、豊かな食や自然環境、住みやすい生活環境を持ち合わせた魅力ある街だといえるでしょう。


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掲載情報は2024年11月8日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。