岐阜県とは？
岐阜県は、日本のほぼ中央に位置しており、愛知県、三重県、滋賀県、福井県、石川県、富山県、長野県の7つの県に囲まれた全国でも数少ない内陸県のうちの1つです。人口は約198万人、県庁所在地は岐阜市で、面積は約1万621平方キロメートルと全国7位の広さを誇ります。

岐阜県は、「岐阜地域」「西濃地域」「中濃地域」「東濃地域」「飛騨地域」の大きく5つのエリアに分けられます。同じ県内にありながらもエリアによる高低差が大きいため、気候が大きく異なることが特徴です。

県庁所在地の岐阜市がある「岐阜地域」は、名古屋へのアクセスも良く、利便性が高い地域です。一方、岐阜県の北側に位置する「飛騨地域」では、飛騨高山の古い町並、下呂温泉などの有名な観光地があります。

岐阜県の有名なスポットをもう少し具体的に紹介しましょう。

飛騨高山の古い町並：江戸時代の城下町の中心、商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を“古い町並”と呼んでいます。駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店などが並ぶ、観光客に人気のスポットです。

下呂温泉：日本三名泉の1つに数えられ、まろやかなお湯は美肌の湯と言われています。温泉街はグルメや観光スポットが全て徒歩圏内にあり、足湯や手湯を楽しみながら散策する楽しみがあります。

金華山：岐阜県の中心にある標高329メートルの山で、山頂には岐阜城があります。織田信長ゆかりの地としても知られ、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。ロープウェーを使えば山頂まで約3分で到着。整備された登山道では気軽にハイキングも楽しめます。

岐阜県では、古くからものづくりが盛んで、製造業が中心的な産業です。全産業のうち製造業の就業者数が占める割合は約25%で、全国順位は6位と高くなっています。かつては、繊維、陶磁器が製造業の主力となっていましたが、現在は、輸送機械、電気機械、一般機械が主力になっています。

岐阜県は、豊かな自然と伝統文化が大切に受け継がれている地域です。世界遺産をはじめ、温泉街や標高3,000メートル級の山々への登山、匠の技が活きる伝統工芸品など多くの魅力があります。また、名古屋や関西、関東へのアクセスも良好で、都市部と比べて生活コストが安く、ゆとりのある広さの住まいで生活ができます。


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