流山市とは？
流山市は千葉県の北西に位置し、千葉県柏市、松戸市、野田市と埼玉県三郷市、吉川市に接している市です。面積は約35平方キロメートルで人口約21万人が住んでおり、近年は人口や世帯数が右肩上がりに増えているのが特徴の1つです。

流山市は、北部地域、中部地域、東部地域、南部地域から構成されています。利根運河や江戸川をはじめ豊かな自然に恵まれた北部地域、区画整理されて住環境が整ったおおたかの森地区を含めた住宅街が広がる中部地域、総合運動公園を有する東部地域、大型小売店舗を有する南部地域と、それぞれの特徴があります。

それでは、流山市の有名なスポットを3つ見てみましょう。

運河水辺公園：江戸川と利根川を結ぶ運河のすぐそばにある公園です。運河沿いの桜並木がシンボルとなっています。東武野田線運河駅から徒歩圏内です。

流山本町まちなかミュージアム：流山特産品の、白みりんに関する資料を閲覧できるスポットです。歴史あるラベルやポスターなどが、屋外の外壁に展示されています。

森の美術館：人物像や風景の油絵を中心に、20数点が展示されている美術館です。展示室は、自然光と間接照明を取り入れたやさしい設計です。

流山市では、小売業における年間商品販売額や、製造業における製造品出荷額が、近年増加傾向にあります。流山市には物流施設が多く設置されていることもあり、製造品の流通において大きな役割を担っています。また、農業面では体験農園を通じて、市民との交流が行われています。消費者が近く地産地消を推進できる点も、都市型農業を活かした流山市ならではの特徴です。

豊作祈願などを行う鰭ヶ崎（ひれがさき）おびしゃ行事と、神殿で餅を争奪し合い、餅の割れ方でその年を占うヂンガラ餅行事などの伝統行事も流山市に伝わる文化です。

交通面では、南流山駅から秋葉原駅まで、つくばエクスプレスの快速を利用すると約20分で移動できます。他にも、東武野田線やJR武蔵野線の利用が可能で、都心やさいたま新都心、幕張へのアクセスも便利です。

流山市は、水辺空間や森などが残り、豊かなみどりに恵まれた地域です。さらに電車沿線開発で失われた緑を、住宅内の緑化で取り戻していく都市整備が行われています。

子育て環境としては、市内の指定保育所（園）と送迎ステーションをバスで結び、登降園ができるサポートが特徴です。今後もより暮らしやすいエリアへの発展が期待されています。


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