秋田県とは？

秋田県は、東北地方の日本海側に位置しています。人口は約89万人、面積は約11,637平方キロメートルの地域で、特別豪雪地帯として有名な雪国です。気候は日本海側気候といわれていますが、冬の降水量はそれほど多くなく、日照時間が非常に短いという特徴があります。
　
主に、秋田・ 男鹿エリア、大館・鹿角エリア、大仙・仙北エリア、 由利本荘・にかほエリア、横手・湯沢エリアの5つのエリアで構成されています。

秋田・ 男鹿エリアは、都市と豊かな自然が魅力です。大館・鹿角エリアには、秋田犬のルーツを知ることのできる施設や、多くの重要文化財があります。大仙・仙北エリアは、日本三大花火といわれる大曲の花火の開催地や、日本一深い湖・田沢湖があることでも知られています。

由利本荘・にかほエリアは、海と山の豊かな恩恵を受ける地域です。横手・湯沢エリアでは、約450年の歴史がある横手のかまくらや温泉を楽しめるでしょう。

秋田県の中でも、特に人気のスポットを見てみましょう。
　
乳頭温泉郷：十和田・八幡平国立公園の乳頭山の麓に広がる鶴の湯・妙乃湯・黒湯温泉・蟹場温泉・孫六温泉・大釜温泉・休暇村 乳頭温泉郷の七湯が乳頭温泉郷と呼ばれています。七湯はそれぞれが源泉を持っているため、多種多様な泉質を堪能できます。

田沢湖：仙北市にある辰子伝説で有名な淡水湖です。水深は約423メートルという日本一の深さを誇り、ほぼ円形の形が特徴です。湖を一周する遊覧船も運行されており、約40分ほど船の旅を楽しむことができます。また、湖の周辺は田沢湖抱返り県立自然公園に指定され、日本百景にも選ばれています。

なまはげ館：なまはげ文化が根強く残る男鹿市にある施設です。男鹿市内各地で実際に使われていた約150枚のなまはげの面の展示は、見ごたえ抜群です。なまはげ館の隣には昔ながらの古民家を利用した男鹿真山伝承館があり、伝統を受け継いだ真山地区のなまはげの風習を体験できます。

これらのスポットは秋田県を代表する場所として、海外の人からも人気があります。
　
全国屈指の米どころとしても知られている秋田県ですが、電子部品・デバイス産業なども盛んです。主に、由利本荘地域に集積しており、秋田県の製造業を牽引しています。近年では、新エネルギー産業も注目されています。「秋田県新エネルギー産業戦略」など、県の持続的な発展につながる政策が行われており、将来に期待が持てるでしょう。
　
文化面では、花輪ばやし、角館祭りのやま行事、西馬音内にしもない盆踊り、大日堂舞楽など、古くより受け継がれた歴史ある祭りや行事が多いことでも有名です。中でも、東北三大祭りのひとつ・秋田竿燈まつりは毎年多くの人が訪れ、観光客からも人気です。
　
生活面では、災害に強い県をめざし防災対策に力を入れています。安心安全に暮らせる環境が整っている、全国的に見ても宅地の平均価格が安いなど、住む人にとってうれしいポイントが揃っています。

広大な自然と文化を大切に守りつつ、未来のための取り組みにも積極的な秋田県は、今後の発展にも期待できる地域です。


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掲載情報は2024年11月14日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。