岡崎市とは？
岡崎市は、愛知県のほぼ中央に位置し、西は岡崎平野、東は山地が広がる起伏に富んだ地形をしています。人口は約38万人で、中枢中核都市・中核市に指定されています。面積は約387平方キロメートルと県内3番目の規模を誇り、中心市街地には乙川や矢作川などの河川が流れる自然豊かな地域です。

岡崎市は、「中央部」「北部」「東部」と大きく3つのエリアに分けられます。中央部は、城下町として古くから発展してきた康生地区や、名鉄東岡崎駅周辺を中心に、市街地が形成されています。一方、北部は豊田市などへの通勤がしやすいベッドタウンの役割を担う地域で、東部は雄大な自然が広がるエリアです。このように岡崎市は地域によってさまざまな魅力があります。

次に歴史や文化を身近に感じられる、岡崎市の有名スポットを3ヵ所ご紹介します。

岡崎城：岡崎公園内にあり、徳川家康公が生まれた城として有名です。1455年ころに建てられましたが、1873年の廃城令により取り壊されました。その後、市民らの声により1959年に再建され、2006年に「日本100名城」に選定されました。岡崎市のシンボルとして市民や観光客に親しまれています。

おかざき世界子ども美術博物館：1985年に開館した本格的な子どもの美術博物館です。館内には世界の子どもの絵を中心に、世界の各文化圏の多種多様なおもちゃや絵本などを常設展示しています。絵画教室、粘土教室などの体験教室も毎日開催され、子どもが楽しみながら学べます。

岡崎市東公園：広大な敷地を活用した自然と文化の公園です。園内には、無料の動物園や巨大な恐竜モニュメントがあり、子どもたちに大人気です。初夏には花菖蒲、秋には紅葉と四季折々の風景が楽しめます。

岡崎市は、東名・新東名高速道路、国道1号、248号などの主要道路網の発達により、輸送用機械、生産用機械をはじめとする多様な製造業が集積した地域です。内陸工業用地として工業団地が整備され、自動車関連産業をはじめとする優良企業が多く進出しています。また温暖な気候と、平坦部から中山間部の地域の特性を活かし、水稲、果樹、畜産等の農業、漁業なども盛んです。

岡崎市は、優れた交通網を持つことから名古屋市内や豊田方面へのアクセスが良く、通勤にも便利な地域です。市内には自然を活かした公園や美術館といった文化施設も充実しており、歴史・伝統・自然を身近に感じられます。このように、岡崎市は自然豊かな環境と都心へのアクセスの良さを両立した、暮らしやすい街だといえるでしょう。


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掲載情報は2024年12月2日時点のものです。その後の変更については、適宜修正を行ってまいります。