遺産分割調停は遺言がない場合の『次善の策』

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弁護士による相続アドバイス
遺産分割調停とは、故人の遺言がなく、話し合いでも遺産分割がうまくいかなかった場合の次なる手段です。

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Q&A

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遺産分割調停とは?

相続人に、長いこと故人の世話をした方とそうでない方がいる場合など、どうしても話し合いで財産を分けるのが難しく、円満な合意ができないケースがあります。そのような場合に、家庭裁判所で話し合いをするのが、遺産分割調停です。

つまり、場所を変え、当事者だけでなく第三者を交えてもう一度話し合ってみましょう、というわけです。相続人全員の合意が前提ですので、遺産分割調停で話がまとまれば、少なくとも納得のいく分け方ができた、とはいえるでしょう。

もし調停でも合意できなければ、裁判官による審判をすることになります。審判とは裁判ですから、その決定は判決と同じで強制力があります。当然、全員の思惑どおりにはならず、納得できない相続人がいれば、今後の人間関係に大きなしこりを残してしまうことになるでしょう。

このように、故人の遺言がなく、残念ながら話し合いでも遺産分割がうまくいかなかった場合の次なる手段が、遺産分割調停というわけです。

話し合いで財産を分けるのが難しい場合は、弁護士などへ早めに問い合わせましょう今すぐメールで問い合わせる→

遺産分割の本来の姿とは?

ところで皆さんは、「遺産分割は法定相続分ありき」「遺産の取り分は法律で決まっている」とお考えではないでしょうか。私のところへ来られる方にもそうした方は多いのですが、じつは、これがそもそもちょっと間違っています。本来は「自分の財産の分け方は自分で自由に決めて、遺言を書いておく」というのが原則なのです。

法定相続分は、万一遺言を書かない人がいたときのために、法律で分け方の目安を定めた次善の策にすぎません。自分の財産の分け方は自分で決め、遺族が紛争にならないようにするのが、本来の理想像であるわけです。

ところが、残念ながら日本ではまだまだこの考え方が浸透しておらず、「遺言を書くなんて縁起が悪い」「自分が死んでしまうみたいでなんだか嫌……」などとお考えの方が少なくありません。

自分の財産の分け方は自分で決めたい!そんな方は弁護士などに問い合わせてみるのがおすすめです今すぐメールで問い合わせる→

遺産分割調停という事態を防ぐには?

相続問題を数多く手がける中で、遺言さえつくっておけば本人の希望通りに財産を分けられたのに……というケースはたくさんあります。遺言がなければ、親身に世話してくれた人の取り分を厚くしてあげるといったことはできず、法定相続分で機械的に分けるしかなくなってしまいます。そればかりか、そのような分け方に納得がいかない、という相続人がいれば、もめてしまうのです。これが、遺産分割調停にいたる現実です。

こうした事態を防ぐためにも、一定の財産をお持ちの場合は、あらかじめ遺言を作成されることをおすすめします。その際、専門的な知見がお役に立つことがありますので、弁護士の話を聞いてみるのも一つの方法です。

そして、残念ながら話がまとまらず、親族同士が争い、精神的にも疲弊してしまった、もうこんなもめごとは終わりにしたい……そんな場合も、あなたの権利を守るべく活動できる弁護士が、お力になれると思います。

一定の財産をお持ちの場合は、あらかじめ遺言を作成されることをおすすめします今すぐメールで問い合わせる→

執筆者:武藤糾明

執筆者顔写真
在籍事務所 姪浜法律事務所
事務所所在地 〒819-0002 福岡県福岡市西区姪の浜4-8-2 えきマチ1丁目ビル3F
対応資格 弁護士※事務所在籍者の保有資格

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