家の修理はどこに依頼する?業者の種類と特徴や修理費用を安く抑えるポイントも解説

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家の修理はどこに依頼する?業者の種類と特徴や修理費用を安く抑えるポイントも解説

マイホームに住んでいると、壁紙がはがれてきたり、外壁にひびが入ったりするなど、大小問わずさまざまなトラブルが発生します。自分で直せるものもありますが、修理業者への依頼を考える人も多いでしょう。

しかし、修理業者には複数の種類があり、家を修理したいと考えてもどこに依頼すればよいか迷うことがあるかもしれません。今回は、家の修理業者の種類と特徴、修理費用を抑えるポイントを紹介します。

修理を自分でできる箇所や業者に依頼するべき箇所についても紹介します。参考にしてください。

家の不具合で気になりやすい箇所

家は定期的にメンテナンスをしていても、年月の経過とともに少しずつ不具合が生じてしまうものです。壁や天井、屋根、水回りなど、不具合の種類は多岐にわたります。ここでは、代表的な症状を具体的に紹介します。 

床は目につきやすいため、家の不具合の中でもとくに気になりやすい箇所です。築年数が経つと、フローリングには剥がれや変色、へこみが生じやすくなります。また、畳にも沈みや擦れなどが現れます。 

さらに劣化が進むと、きしむ音が生じ「床が抜けてしまうのでは」と不安を感じることもあるでしょう。床の不具合は放置するとダメージが広がり、補修が難しくなったりけがの原因になったりするため、早めの対処がおすすめです。

外壁

外壁には変色やひび割れ、カビ、塗装の剥がれなどの不具合がよく見られます。これは太陽光や紫外線、雨風にさらされ続けるためです。外壁の傷みを放置すると内部の構造材までダメージがおよび、修繕の規模や費用が大きくなる可能性があります。長く安心して暮らすためにも、10年に1度のペースで点検やメンテナンスを行い、劣化を防ぐとよいでしょう。

室内の壁(クロス)

室内の壁紙は、劣化すると変色や剥がれ、浮きなどが目立つようになります。原因の多くは、気温や湿度による膨張・収縮、紫外線によるダメージです。多くの住宅で使用される塩化ビニル製の壁紙は、室内と外気の気温差が大きくなる季節に結露が発生しやすく、その影響で剝がれやすくなります。 

また、壁紙が剥がれた部分にはカビが発生しやすくなるため注意が必要です。カビの胞子が散ると、体内に入り込んだり皮膚に付着したりするなど、健康への影響が懸念されます。早めの修理で快適な室内環境を保ちましょう。

ドア・建具

ドアや建具の不具合は、築年数が経った家で起こりがちです。たとえば、建付けが悪くスムーズに開閉できない、引き戸がきちんと閉まらず隙間ができてしまうなどのケースがあります。原因としては、家の傾きや枠の歪み、蝶番のズレ、レールの劣化などが一般的です。 

修理には専門業者の判断が必要となることも多く、自分での対応が難しい場合もあります。無理に直そうとすると家を傷めたり、けがにつながったりする恐れもあるため、不安を感じるときは専門業者に依頼するのが安心です。

浴室

浴室の不具合には、壁や床(タイル)のひびや剥がれ、コーキングの劣化、水栓や換気扇の不調などが挙げられます。また、ドアのがたつきも起こりやすい症状です。

浴室は毎日のように水や湿気にさらされる場所であり、丁寧にメンテナンスをしていても経年劣化は避けられません。不具合をそのまま放置すると、カビの繁殖や水漏れにつながり、悪化が進みます。大きな工事が必要になる前に、早めの点検や修理で安心につなげましょう。

天井

天井は経年劣化などによってさまざまな不具合が現れます。代表的なのは変色、ひびなどですが、中には板が落下する危険なケースや、雨漏りによるトラブルも見られます。 

また、表面が膨らんだり剥がれたりする症状は水分が内部に浸透しているサインです。防水性の低下が進んでいる証拠であり、そのままにしておくと建物全体の劣化や生活への影響が広がるおそれがあります。安心して暮らすためにも、早めの点検・修繕が欠かせません。

屋根

屋根は外にさらされ続けるため、屋根材の剥がれや割れ、穴あき、浮き、反り、錆び、苔やカビの発生、さらには色あせなど、さまざまな不具合が起こります。 

軒天や雨樋など周辺部にもトラブルが生じることがありますが、高所にあるため異変に気づきにくいのが特徴です。そのため、発見したときには症状が進行しているケースも少なくありません。

メンテナンスを怠ると美観を損なうほか、雨漏りや破損部材の飛散といった深刻な被害につながる可能性があります。不具合を見つけたら早期の修理を検討しましょう。

家の修理業者の種類と特徴

家を修理してくれる業者にはさまざまな種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解した上で、マイホームに合った業者を選ぶとよいでしょう。 

具体的な種類と特徴について、くわしく紹介します。 

家の修理業者の種類

メリット

デメリット

ハウスメーカー

・施工した住宅の構造を熟知している
・保証期間内であれば無償で修理できる

・実際の作業は下請け業者が行うため割高な傾向

リフォーム会社

・複数の修理をまとめて依頼できる
・小さな規模の修繕を依頼しやすい

・修理の範囲を限定する会社もある

工務店

・技術力・信頼性が高い
・比較的リーズナブルな傾向

・依頼が集中すると対応に時間を要する

ホームセンター

・DIYと依頼する内容の比較検討がしやすい
・材料の見積もりに透明性がある

・修理内容によっては外部委託になり費用が高くなる

便利屋

・気軽に依頼できる
・修理をまとめて依頼できる

・担当者によって仕上がりに差が出る

電力・ガス会社

・安心感があり依頼しやすい
・月額料金制の場合追加費用がかからない

・月額料金制の場合修理がなくても費用が発生する

ハウスメーカー

家を修理したいと考えたときに、マイホームを建築したハウスメーカーを思い浮かべる方も多いでしょう。施工した住宅の構造を熟知しているのはもちろん、専用の部材を豊富に揃えているため、対応に信頼と安心感があります。さらに、保証期間内であれば無償で修理してもらえる場合もあり、費用を気にせず依頼できるのも大きなメリットです。

一方で、築年数が経過し有償修理となると、規模の小さな修繕はほかの業者に比べて費用が高くなる傾向があります。実際の作業は下請け業者が担うことが多いため、中間費用が発生するのが理由です。軽微な修繕でコストを抑えたい場合は、ほかの業者に相談する選択肢もあります。 

ただし、原状回復を重視し保証を利用しながら費用を抑えたい方は、一度ハウスメーカーに相談してみると安心です。

リフォーム会社

リフォーム会社は家のリフォームを専門に手掛けているため、小さな修繕から大規模な改装まで幅広く対応できるのが特徴です。たとえば「水回りを直したいけれど、壁紙も同時に張り替えたい」といった複数の要望にも一括で対応できる点は大きなメリットといえます。 

さらに、自社に職人を抱えている会社であれば、外注費がかからない分、割安な見積もりが期待できるでしょう。 

一方で、会社によって対応できる範囲に差があるのはデメリットのひとつです。水回りや塗装など専門分野を限定している業者では、それ以外の修理は外部委託で費用が割高になったり、依頼自体を断られたりすることもあります。

近年は1棟単位での工事のみを受け付ける会社も増えているため、依頼前には会社の特徴や得意分野をよく確認することが大切です。

工務店

工務店とは、ハウスメーカーに比べて地域に密着して住宅工事を行う会社のことです。事業規模は小さいものの、建築士や電気工事士、施工管理技士などの国家資格をもつ職人が在籍している場合も多く、技術力や信頼性は高いといえます。費用面でもハウスメーカーよりリーズナブルであることが多く、コストを抑えたい人には魅力的な選択肢です。 

マイホームを工務店で建てた場合は、家の構造を熟知しているため安心して修理を任せられるのもメリットです。さらに、地域の風土や環境を知り尽くした工務店なら、経年劣化への対策やリフォームのタイミングについても的確なアドバイスが期待できます。 

ただし、中小規模の工務店はスタッフ数が限られているため、依頼が集中していると修理に着手するまで時間がかかることがあります。小回りが利く一方で対応の遅れが生じる可能性もあるため、余裕をもって依頼しましょう。

ホームセンター

大手ホームセンターでも住宅の修理やリフォームに対応するケースが増えてきました。店舗には材料や施工サンプルがそろっているため、DIYでできる部分と業者に任せたい部分を柔軟に比較検討できるのがメリットです。 

水栓や換気扇の交換、網戸の張り替えといった「自分でできそうで不安な修理」を気軽に依頼できる点も魅力です。必要な材料を見ながら修理を一緒に頼めるため、見積もりの透明性が高まり安心感を得られます。 

ただし、ホームセンターはあくまで小売業が主体であり、修理やリフォームは付帯的なサービスです。工事内容によっては外部委託となり、技術力や費用にばらつきが出る可能性もあります。スタッフの知識や経験にも差があるため、依頼する際には対応範囲や価格をあらかじめ確認しておくことが大切です。

便利屋

便利屋は、家のちょっとした修理から片づけまで幅広く対応してくれる存在です。時間単位で料金が決まる業者も多く、見積もりも簡単にできるため、気軽に依頼できるのが大きな魅力といえるでしょう。 

また、専門業者に頼むほどではない小規模な修理をまとめてお願いできるのもメリットです。出張費や車両費などがかかる場合もありますが、費用を抑えながら手早く解決をサポートしてくれる点からリピーターも少なくありません。 

ただし、便利屋はあくまで「日常の困りごと全般」に対応する業者であり、必ずしも建築や修理の専門家ではありません。電気工事のように国家資格が必要な作業は対応できない場合もあるほか、担当者の技術力によって仕上がりに差が出る点には注意が必要です。 

依頼前には公式サイトや施工事例を確認したり、対応できる作業範囲を問い合わせたりしておくと安心です。

電力・ガス会社

電力・ガス会社の中には、家の修理やリフォームを行っているところも増えており、月額料金制でサービスを提供している会社もあります。 

電力会社では、コンセントや分電盤といった電気設備の故障に対応するほか、プランによっては家庭用エアコンや冷蔵庫の修理、屋内外の水回りの不具合も修理可能です。一方、ガス会社では住宅リフォームを扱うケースもあり、すでに契約している安心感から依頼しやすいのがメリットといえるでしょう。

月額料金制のプランであれば、修理の際に費用がかからない点が魅力です。ただし、実際に修理をしなくても毎月料金は発生するため、その点を理解して利用することが大切です。

家の修理費用を安く抑えるポイント