修理・メンテナンスについて バンドの修理 バンドの鏡面のキズを取り除いたり、革バンドの特注製作、またブレスレットのコマが破損してしまった場合の修理などを行っております。 メーカーの純正パーツが入手不可能な時計でも、特注にて制作し、対応致します。 柱時計の修理 柱時計や置き時計など、アンティーク物の時計の修理にも対応しております。 贈答品の時計などは壊れたからと言って買い換える訳にはいきませんが、最近では修理を受け付ける時計屋さんも減ってきております。大切な時計は長くお使い頂けるよう、状態を詳しく調べ、最適な方法で修理致します。 大型の時計など、持ち込みが難しい時計に関しては、引取り修理もしております。その際の交通費は実費のみ請求致しますのでご安心下さい。 修理費用について お電話にて、よく「時計を直したいんだけどいくら?」というお問い合わせを頂きます。 当店と致しましても、はっきりと「○○円です」とお答えしたいのですが、時計という性質上、はっきりとしたお値段を現物を見ずに提示することが出来ません。 ガラスの交換一つにしても、メーカーや製品によって大きく幅が出ます。 また、初めは一つだけだと思っていた修理箇所が、オーバーホールなどの結果、その他にも修理しないといけない部分が見つかる場合も出てまいります。 当店ではどのような時計であっても、修理を断らずにお受けしたいと思っておりますので、現物をご持参頂き、製品の状況をよく確認した上で、修理代金のご提示を致します。 時計の修理・メンテナンスに関するご質問、お問い合わせ 腕時計、柱時計、壁かけ時計など、時計に関する修理・メンテナンス、また時計の購入など、時計に関するご質問、お問い合わせはウォッチ&メンテナンスへどうぞ。078-335-3667 お急ぎの場合や詳しく聞きたい場合などは、お電話でのお問い合わせをおすすめします。 自宅で出来るメンテ 日々の簡単なメンテナンスで、時計は長持ちします。 時計は精密機械です。壊れれば時計屋で修理するしかありませんが、持ち込まれる時計の中には、全くメンテナンスをしていないものも多く見られます。 ちょっとしたことに気を付けることによって、時計は大幅に寿命を伸ばします。耐久年数を迎える前に壊れてしまう時計を見るのは、とても悲しいものです。 時計の寿命を伸ばすために、メンテナンスの方法をご紹介致します。 時計をはずした際に汗や水分を拭き取る 全ての時計のメンテナンスの基本と言えるのは、時計についた汗をこまめにふき取り、ホコリやゴミを丹念に取り去ることです。 ステンレスをはじめとする金属製のブレスレットの場合、汗やホコリなどが原因でベルトが壊れるというケースは意外と多いので、駒と駒の隙間やケースとリュウズの隙間に付着した汗は、柔らかいハンカチや布で拭き取り、ホコリやゴミは歯ブラシなどで軽く叩くようにして取り除くのが効果的です。 ちょっとした時計店なら、セーム皮の販売をしています。 これは、プロの時計職人も使っている時計を磨くための皮布です。中性洗剤でもみ洗いすれば、セーム革の汚れはきれいに落ち、何回でも使用できます。 海水に浸かったら真水で丁寧に洗う 海水が時計に残っていると、腐食の原因になります。海水に浸かったら、必ずケースやリュウズ周り・裏蓋・ベルトまで全体を真水で洗ってから、乾いた布でよく水分を拭き取ることが大切です。 この時、ベルトの駒と駒の隙間や、ケースとリュウズの間の隙間は歯ブラシなどで特に綺麗に洗い流した方がいいでしょう。 磁気製品に近づけない 時計をはずして保管する際に、磁気製品の近くに置くのは避けて下さい。 最近の時計には、磁気を帯びにくい素材が使われていますが、テレビ・磁気ネックレス・磁気枕やハンドバッグの留め金に使われている磁気のそばに一日中置くことは避けましょう。 防虫剤から遠ざける 時計を防虫剤の入っているタンスの中にしまうことは避けましょう。 防虫剤の主成分であるナフタリンは、時計内部の油の変質を引き起こし、それが原因で精度に狂いが生じる恐れがあるからです。 時計の内部は、ごくわずかの空気の出入りがあることを忘れないようにしましょう。 時計をはずした際に汗や水分を拭き取る クオーツ式(デジタル)、ムーブメント式(機械)のどちらも、長期間動かさずに放置していると故障の原因になります。どれだけ長くても3ヶ月に一度は動かして下さい。 特にムーブメント式の時計は、内部に歯車を潤滑に動かすための注油がされており、動かすことによって満遍なく油が廻っています。リューズも長い間動かさずにいると、錆びついて動かなくなる場合もありますので、たまに動かしてやるようにして下さい。 ゼンマイは一日一回定時に巻く 手巻き時計の場合、一日一回だいたい決まった時間にゼンマイを巻くことをおすすめします。 ゼンマイは常に一定の力を出しているわけではなく、ゼンマイをいっぱいに巻いた直後と、ほどける直前ではトルクが違っています。このトルクの違いが時計の精度に影響してくることがあります。 一般的に、手巻き時計のゼンマイが一日でのびきってしまうことはなく、一日半から二日間ほどの力が蓄えられているものですが、いつものびきる直前までゼンマイを巻かないという使い方をしていると、二日目の後半にはトルクが減った分時間の誤差が生じる可能性があります。 自動巻時計は、日中腕に巻いておけば腕の振りによってゼンマイが巻きあがる仕組みになっていますが、人によってはあまり腕を動かさない人や、仕事中は外して机の上などに置いておくという人は、手巻き時計と同様に一日一回はゼンマイを手で巻くことをお勧めします。