診療科目 神経内科、心療内科、精神科 各種保険取扱い:健康保険を用いての診療が基本です。各種公費(自立支援・生保など)での診療も可能です。 ◆具体的な症状不安、不眠、ゆううつ、気力・意欲の低下、疲労感、思考力・判断力の低下突然起こる強い不安・動悸・息苦しさ(パニック発作)不潔感、鍵・ガス・電気などへの過度の不安(強迫観念・強迫行動)、電車内などで突然起こる強い不安・動悸・息苦しさ(パニック発作)、対人緊張、幻覚、妄想、心因性・ストレス性の痛みなど。 ◆診療対象うつ病、双極性障害(躁うつ病)、適応障害パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害恐怖性障害・強迫性障害、統合失調症、過敏性腸症候群器質性精神障害、心因性疼痛など 精神科と心療内科の違いは何ですか?「精神科、神経科、心療内科、神経内科(脳神経内科と標榜する医療機関もある)、脳神経外科の違いは何ですか?」との質問もよくあります。これらをまとめてお答えします。 1) 「精神科」と「神経科」「精神科」は精神および心の病気を診療する科です。「神経科」も、日本では「精神科」とほぼ同じ意味あいです。うつ病、躁うつ病(双極性障害)、統合失調症、神経症、ストレス障害、摂食障害、睡眠障害、アルコールや薬物などの依存症、発達障害、認知症、てんかんなどが対象ですが、最近の傾向として認知症、てんかんは他科で診療されることが多くなってきました。 2)「心療内科」「心療内科」は、内科の病気のうちストレスの影響を受けやすい病気、心理的因子が発病や悪化に関することがある病気、例えば、過敏性腸症候群、喘息、緊張性頭痛などを、心理的側面から治療する科です。もともとは内科の一分野で内科医が標榜することが多い科でしたが、最近では精神科医が主診療科として標榜する場合も多く、受診の際はご注意ください。 3) 「神経内科neurology 」「神経内科neurology 」は、脳、脊髄、末梢神経などの病気を診療する科です。海外では「神経科neurology 」と同じですが、日本では「神経科」が「精神科」とほぼ同義となってしまったため、これと分けて「神経内科(または脳神経内科)」と呼ばれます。脳梗塞、パーキンソン病、筋ジストロフィー、重症筋無力症などの脳・脊髄・神経疾患を対象としています。 服薬は必要ですか?ケースバイケースです。規則的服薬が必須の場合もありますし、頓服薬として自分で判断し使うだけのこともあります。家族が同伴した方がいいですか?その方が良いときも多々あります。同伴せねばならないと言うことはありませんが、物忘れが多いときとか、家族からみると心配な状態だが本人はなんともないと思っているときなどは、同伴された方が良いです。