銘筆・名硯・古墨・文房四寶の店 京都・二条。鴨川にほど近い通りに佇む香雪軒は、 約160年、筆の太さ・硬さ・大きさなど“書き味”の こだわりに合わせた筆を作りつづけてきました。 文豪武者小路実篤、富岡鉄斎、谷崎潤一郎も 通った真の筆の専門店です。
詳細情報 <歴史・こだわり> 江戸時代後期、初代長岡亦四郎が創業。文人・文豪にも愛されつづけ、 業界では不動の地位を築いています。 店の名は、当時店で筆を求めていた富岡鉄斎先生に付けて頂いたものらしいです。 手紙、漢字、かな、写経などお使いになられる用途によって毛筆の質と細さ、 太さも違いますので、当店では、お客様に「何に使われますか」と尋ねて、 それに合う筆をお話ししながら選ばせていただいております。 また、当店を信頼していただき、おかげで皆様と長いお付き合いをさせて頂いております。 <文豪たちにも愛された筆> 約160年もの伝統ある「香雪軒」は、使う人の好みに合わせてさまざまな太さ・ 硬さ・大きさの筆を作りつづけてきた筆の専門店。 香雪軒の筆は、その使いよさから名だたる文豪や文人たちを魅了してきました。 店内には富岡鉄斎先生や武者小路実篤先生の直筆の書、 また谷崎潤一郎先生直筆の手紙などを飾っています。 谷崎潤一郎の小説「瘋癲老人日記」にも実名ではないが紹介されており、 夫人と共に谷崎先生も、よく、筆、墨等をお買い求めに、おいでになっていました。 <歴史と伝統の一筆> ★筆の種類 狸、馬、鹿、猫、イタチ、兎、羊など、動物を用いるそれぞれの毛の性質によって、又配合によって字の書き味が変わる。 ★御題筆 香雪軒では「御題筆」という筆を作り、11月末から正月にかけて店頭に並べます。 お題筆とは、毎年1月に宮中で開かれるお歌会にて発表されるお題から連想される色で毛の部分を染めつけ、筆管にその御題を刻み込んだもの。 その色合いの美しさから、毎年遠方からお買い求めに来られる方がいるほどの人気です。 ★営業内容 ●筆 漢字、仮名、水墨、日本画、写経用筆、紅筆、塔婆筆、梵字筆など (初心者から専門家、諸先生、各総本山、御用筆) ●硯 中国製 端渓硯など ★篆刻用 印刀 印材など ★墨 白子墨(油煙墨、松煙墨) ★紙 国産紙、輸入紙など *地方発送も承ります。 〔香雪軒のwebサイト〕 http://www.kousetsuken.com ●商品のご注文について お電話、Fax、メールにて注文下さい。 詳しくは上記Webサイトでご確認下さい。