このたび、多くの方々のご支援ご協力により、四日市市の北部に位置する茂福におかもと耳鼻咽喉科を開院いたしました。
私の経歴は、三重大学医学部を卒業し、同大学附属病院で耳鼻咽喉科医として第一歩が始まりました。開院前の10年間は市立四日市病院で勤務しています。前任地では一般的な耳鼻咽喉科疾患はもとより、中耳炎、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などの慢性炎症性疾患、そして甲状腺、咽頭喉頭がんなどの頭頸部腫瘍の治療を行ってきました。今後の診療に役立てていきたいと考えています。
診療の中でこころがけていることは、病気の説明をして理解、納得して頂いて治療を受けて頂くことです。疑問点はご相談ください。
当院は地域の皆様の健康と安心のできる医療を提供できるような医院となるよう、スタッフ一同努力してまいりますのでよろしくお願い申し上げます。
■中耳炎
中耳炎は、病原菌が中耳に入り込み、炎症を起こした状態です。
多くはカゼをひいたときの病原菌が耳管(耳と鼻の奥をつなぐ管)から入り込んで感染します。炎症が起きると、粘膜が厚くなり膿が出ます。
■花粉症
人体にとって異物である“花粉”が引き起こす鼻アレルギーを花粉症といい、現在では日本人の10人に1人が花粉症と推定されています。
アレルギー反応を起こす花粉はさまざまです。もっとも患者が多いのはスギ。ほかに、ヒノキ、カモガヤ、スズメノテッポウ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどがあります。
発症年齢は20~30歳代が中心です。遺伝的にIgE(免疫グロブリンE)抗体というたんぱく質をつくりやすい人が花粉症になりやすいと考えられています。
■急性咽頭炎
急性咽頭炎とは、俗にいう「のどかぜ」です。
咽頭全体が炎症を起こしている状態で、ほとんどの場合、かぜを引き起こすウイルスや細菌に感染したことが原因です。そのほか、有毒ガスや汚れた空気、薬剤を吸いこんだときなどにも起こります。
四日市市の北部に位置していますので、四日市・朝日町・川越町からもご来院いただけます。