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ムゲンアン

無限庵(公益財団法人)

加賀藩武家書院造りの建物。古九谷加賀蒔絵・茶道具の展示。

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尾形光琳の扇、古九谷、加賀蒔絵の漆器等の古美術品と共に、今回一般公開されたものです。
この書院は、もと家老横山家が金沢市にあった邸内に建てた書院で、移築した建築である。
明治末期の建築といわれ、当時の木造技術の粋を傾けた最高級の普請であったと語り伝えられ、その華麗な遺構は横山家の盛事を偲ばせる。
  • <茶室 清静庵><茶室 清静庵>
  • <楼閣山水硯箱><楼閣山水硯箱>
  • <尾形光琳鉄仙絵團扇><尾形光琳鉄仙絵團扇>

詳細情報

<台目向切二畳中板 茶室> 
茶室は、二畳台目中板入り向切である。客座二畳の間に中板を入れ、中板と一畳の客座に沿って台目の点前座を敷き、もう一畳の客座に面して床(踏込床)を構えている。但し床は中で間口を広げ四尺床としているが、一応全面は半間である。点前座は、炉は向切、勝手付の隅には釘箱棚を仕付けている。炉の前かどに床柱が立ち、炉先を大きく抜いて壁を塗廻している。火灯形ではなく単純な矩形に抜いている。客座の向こうに見えている二枚障子(貴人口)の外には土間があり、その外にも建てられていて、土椽を形成し、積雪時に備えている。

<書院主室>
間口4間、奥行4.5間の堂々たる桧(尾州)造りの座敷きである。柱は、4.5寸面2分、内法高6.3尺、長押見付3.5寸、見込0.7寸、天井高は廻縁下端まで10.7寸である。壁面は一面に張付壁で金粉で連山と雲を描いている。当時流行の見事な障壁画であるが、筆者は不明である。中央2間を床とし、向かって右を琵琶台、左に地袋と天袋を設ける。

<主室の床脇棚>
地袋を少し後退させ、床框を矩折りに廻している。地袋は天板は欅摺漆、束は黒柿、黒塗縁の小襖を四本たてる。天袋は間口を少し縮めやはり黒柿の釣束を用いている。しかし地袋も天袋も側板は杉の木地である。天井には神代杉の網代形の寄木が張られている。

<主室・琵琶床>
琵琶台の束は黒柿で摺漆塗、正面は羽目板には優美な蒔絵(清流に川蝉)が施されている。これは大垣昌訓(1865~1941)の作で、伝統的な加賀蒔絵の手法を保持した最後の人といわれた名工である。長伸に打たれた釘隠しは尾長鳥の図案で各々姿態を変えている。

<楼閣山水硯箱>
清水九兵衛作。この硯箱には、蒔絵の全ての技法は集約されていて特に高蒔絵などは、ここまで出来る名工は数少ない。

<尾形光琳鉄仙絵團扇>

尾形光琳(1658~1716)は、東門院御用の呉服商雁金屋の当主尾形宗謙の次男で、乾山は三男でした。

光琳、乾山、広くいえば琳派には、一種の夢幻的情趣の流れている作品がよくあります。

公益財団法人無限庵
〒922─0127 石川県加賀市山中温泉下谷町ロ6
TEL0761─78─0160
URL:http://www.mugenan.com/ 
  • 書院主室の床脇棚書院主室の床脇棚
  • 書院階下書院階下
  • 無限庵 庭無限庵 庭

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