当社は、1967年11月に設立以来、あらゆる産業界の技術革新と発展に寄与するため、総合熱処理を目指して新しい熱処理技術の導入を始め、長年に渡る独自の固有技術の蓄積と熱処理加工で明るい職場作りに取組み、品質の向上、コストの低減、納期の厳守に努め、高い信頼性と評価を得てまいりました。
<主要設備>
○ガス軟窒化炉
鋼のガス軟窒化方法で、塩浴法に比べ無公害化、品質安定化省力化などの効果が著しく鋼部品の耐疲労性、耐摩耗性、耐焼付性を改善する上、変形が極めて少ない処理方法として広く利用されています。
○アルミ炉
軽量化および高級化志向のユーザーニーズに応えるべく機械的性質の向上、寸法の安定化などを目的に、溶体化処理、焼鈍処理など各種アルミ部品の熱処理を行っています。
○連続炉
構造用鋼を主体とする小物部品の量産熱処理に適しており、ばらつきの少ない均一で信頼性の高い熱処理が出来ます。
○FA式全自動浸炭炉
浸炭炉、焼入槽、真空洗浄機、焼戻炉から構成される設備ですべてのプログラムコントロールにより自動搬送されます。ガス浸炭焼入、ガス浸炭窒化、無酸化焼入、光輝焼準を行っています。
○高周波焼入
軸類の移動焼入、ギヤ類の定置焼入を始め、その他機械部品、工具部品等の局部焼入、焼なましが出来ます。
○真空炉
ダイス鋼、高速度鋼、ステンレス鋼など高合金鋼の光輝熱処理に最も適しております。
○台車式焼鈍炉
鉄または、鋼の軟化、結晶組織の調整または内部応力の除去のため焼鈍を行っています。
最大6m、重量10TONまで処理可能です。
○ビッカース硬度計