●洗い張りとなぎさ洗いの違い
洗い張り ⇒着物を解いて、水洗いし、仕立て直しする方法
なぎさ洗い⇒着物をそのままの状態でまる洗いします。
メリット
くるいが少ない
仕立ての手間が省ける
手軽で経済的
1.『なぎさ洗い』とは
友禅染めには加茂川の流れを利用しておりますが、それは絹本来の美しさをいっそう引き立てるためです。
同じように『なぎさ洗い』は、やわらかく寄せては返す波(なぎさ)の原理を応用しています。
繊維の「よれ」や「傷み」の心配を完全に取り除き縮緬や友禅をやさしく自然洗いするのが「なぎさ洗い」です。
形崩れせず、風合いも新品の仕立上がりに整います。
2.当社のコンセプト
従来の洗張やクリーニングとは全く異なる、「きもの」のお手入れのみに着目して開発した新技法です。
「きもの」の本場京都の伝統技術に現代科学を取り入れ、生地を傷めず、そして、形崩れもしない画期的な方法で
「きもの」の美しさをいつまでも保ちます。
また、お客様の思い入れのこもった「きもの」を、「きもの」自身の身になって「きもの」と対話しながらお手入れします。
そして、プロの技術と研究努力で他のお店では再生不能といわれた「きもの」を復活させることが使命と考えております。
3.特殊なお手入れ方法
日進月歩ではありますが、「きもの」のお手入れの技術は進歩しています。
しかし、まだまだ抜けないシミ・カビ跡はあります。そのような場合に、
当社では特殊なお手入れ方法をお勧めします。ただし、お手入れ方法によっては、
高額になることが予想されるので、お客様と相談しながら、決めていきます。